2月ですね♪

みなさま、ご機嫌いかがですか?

 

暖かくなるまでもう少し…なのですが、ここで!季節を通り越してアツアツのご報告があります!!

 

全国○十万のハエファン・ハナアブファンのみなさま!

お待たせいたしました!!

 

今年4月上旬、文一総合出版さんから拙著「ハナアブハンドブック」が発売されることになりました!!!

 

((拍手 ~8 ~8 ~8))

 

ブンイチさんのハンドブックシリーズといいますと、「イモムシハンドブック」や「ハエハンドブック」など数々のマイナー貴重な生きものを詳しく解説するハンディ図鑑として、生きもの屋には「超」が付くほど有名な図鑑のシリーズです。

 

私も30冊くらい持っていますが、なんと、そのシリーズの一冊に、我らが愛すべき「ハナアブ」が仲間入りすることになりました!!ブラボー!!ワンダフル!!感無量です~!!(TOT) ~8 ~8

 

文一総合出版さんのハンドブックシリーズ(私が持っているものの一部)

 

これまで調査や観察に幾度もお世話になってきた各種の野鳥やコウモリ、子供との観察で必ず開くイモムシやハチ、クモ、カタツムリ…。ハエトリグモはうちの娘の最近のお気に入りです。

 

そんなハンドブックの一冊に、いよいよ「ハナアブ」が加わります!

 

みなさん、ぜひ図鑑を開いて、ハナアブの世界に触れてみて下さい!

 

そして、「ハナアブハンドブック」をお供に、自然の中へハナアブ探しに出かけてください!!

 

そこには、ハナアブが見せる摩訶不思議な世界との、ワクワクする出会いが待っています!!!

 

ご期待下さい!!!

オオイヌノフグリに飛来したミナミヒメヒラタアブの♀

Sphaerophoria indiana ♀. 

23.Ⅳ.2022. Ina-valley. Nagano. Japan.

 

 

「ハナアブハンドブック」 文一総合出版より4月6日発売予定!

 

WEB書店リンク
・楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18522930/
・丸善ジュンク堂 https://www.maruzenjunkudo.co.jp/products/9784829981870
・ヨドバシ.com https://www.yodobashi.com/product/100000009004216610/
・Amazon https://amzn.asia/d/1b8oGPd

 

只今、予約受付中です  ~8 ~8

 

 

厳冬の折、みなさまいかがお過ごしですか?

 

伊那谷@信州も朝はマイナス二桁の日が続いています。

 

成虫があまりいないこの時期、やはり面白いのは幼虫ですね♪

 

いま取り組んでいるものの一つが、昨年初冬にアリの巣から見つけたある幼虫の飼育。

アリの巣内にいる???の幼虫その1

 

おそらくハナアブで、なんとなく種の目星はついているのですが、成虫の姿を拝むまでは確定できません。

 

餌を食べるシーンを見てみたいのですが、これがなかなか難敵で。

とりあえず飼育しつつ、たまに観察にチャレンジしています。

はたして、願いは叶うでしょうか・・・~8

 

さてお次は↓

???の幼虫その2

 

日々、薪を使った生活をしていると、自然とそこにいる生きものに目が行きます。

この幼虫はそんな薪からコロリンと出てきたもの。

 

はじめはガガンボか何かだと思っていましたが、朽ち木など腐植物を食べる気配が無く「はて?」と途方に暮れました。

 

そこで、ふと海外の文献を見てみると、バッチリ同じような図版があるではないですか!!

 

とりあえず「ラフリアちゃん」と呼んで、餌の昆虫を探すことに。

 

まずは手近なミルワームの幼虫を入れてみたのですが、一向に食いつかない。

仕方がないので、秘蔵の放置薪を割って、いくつか餌になりそうな幼虫を探しました。

 

すると・・・↓

甲虫の幼虫を食べる???の幼虫その2

 

白く柔らかい皮をもつ幼虫がお好みだったようです。

((硬くて身入りの少ないミルワームなんて食べませんワ!!))

時間をかけてゆっくりと幼虫を食べていました。

 

こうして、少しずつですがよくわからないハエの生態を解明していくのも楽しいものです♪

 

さてさて、ハナアブ図鑑もいよいよ形になってきました!

今年の春に間に合うよう、こちらも楽しく!仕上げられたらと思います~8

 

乞うご期待!!

 

 

 

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

 

先日17日(土)、飯田市美術博物館にて行われました「ハナアブ講座」。

おかげさまで大勢の方にご参加頂き、ハナアブのイロイロについてお伝えすることができました!!

 

Webでご聴講頂いた皆様、

現地まで足を運んで頂いた皆様、

セッティングをして頂いた飯田市美術博物館の皆様、

本当にありがとうございました!!!

 

ご聴講されていた方々にはちょっとお伝えしましたが、この後の、例の…アレですよ、アレ。

ハナアブ図鑑」について、当ブログでも、その後の進展をリポートさせて頂きます!~8

 

目下、出版社様含めまして絶賛制作作業中です!!

 

ですので、全国のハナアブファン・ハエファンの皆様方!

いましばらくお待ち下さいませ♪~8

 

 

さてさて、ハナアブ講座では最後の方にお子さんも含めて様々なご質問も頂きました(ありがとうございます)。

 

講座の終わりに頂いた質問で、「ハナアブの地誌的なことについて教えて下さい」という質問があり、司会のSさんから「ハナアブの化石記録などについて何かありますか?」というフリにすぐには答えが出てきませんでした。面目ないです。

 

ちょっと心残りですので、ここ(ブログ)で改めてお答えしたいと思います。

 

現在確認されている最も古いハナアブ科の化石記録は、シベリアで発見された琥珀中のもので約9000万年前の所属亜科不明のものになります。

 

9000万年前というと白亜紀後期ですから、まだ恐竜がいた時代ですね。

恐竜がいた頃、すでにハナアブも誕生していたということです!

人間よりよっぽど地球の大先輩ですね~8

 

「初期のハナアブがどこで誕生したか」については、アジアやアフリカ、ゴンドワナなどいろいろな説がありますが、あまりよくわかっていません。

 

ハナアブの化石は、これまでに(※私が参照している2011年の書籍の内容ですが)100個ほどが見つかっており、そのうち3000万年前(新生代第三期漸進世)頃の化石では、すでにヒラタアブ亜科とハナアブ亜科が別れていたそうです。

 

現在生息するマドヒラタアブ属(ハナアブ亜科)やツヤヒラタアブ属(ヒラタアブ亜科)は比較的古いタイプのハナアブとされています。

マドヒラタアブ属の一種 Eumerus sp.

小さく目立たないが、拡大するとゴツくてカッコイイ、重厚感漂うハナアブ。

 

古いハナアブが様々な環境、気候や地形に適応、進化しながら徐々に各地のハナアブ相が形成されていったと考えられます。

 

ツヤヒラタアブ Melanostoma orientale.

小さな恥ずかしがり屋さんにも、驚きのドラマが隠されているはず。

 

日本のハナアブ相には、日本列島の成り立ちから、氷河期-間氷期の気候変動などなど、諸々のイベントが関わってきます。

太古のロマン漂う壮大なお話ですが、勉強し始めるとズブズブと沈んでいくアレ(沼)の香りがプンプンします(笑)

 

とりあえず今回はここら辺でお開きとさせてくださいね~8

 

ではまた♪