いなぎ電子キットです。
当ショップのコンパレータを使った簡易温度計キットを紹介します。
コンパレータと呼ばれるICと温度センサICを使って、設定した温度になったらLEDが点灯する回路です。
コンパレータとは、簡単に言うと基準の電圧を超えると出力が変化するものです。
温度センサからは温度に応じて電圧が出てきます。
例えば 0℃のとき 0.5V、10℃のとき0.6V、20℃のとき0.7V、といったように温度に比例して電圧が上がっていきます。
コンパレータの基準電圧として、抵抗分割で0.6Vを設定したとすると、比較する端子側が0.6Vになると出力が変化して、LEDを光らせるようにします。
キットで使うコンパレータICは4回路入りですので、4つのポイントで比較するようにできます。
ここでは、おおまかに 0℃、10℃、20℃、30℃、になったとき、それぞれLEDが点灯するようにしています。
0℃を超えるとLEDが1つ点灯、20℃を超えるとLEDが2つ点灯、と言った具合です。
コンパレータは基準電圧が正確であることが大切ですが、このキットでの基準電圧は電源電圧(電池)からの抵抗分割でつくっています。そのため、電池の電圧が下がると基準電圧も下がって、LEDが点灯する温度も変化してしまいます。
回路が複雑になってしまうので、このキットはこの状態の回路精度です。
でも、コンパレータの動きを体験するには充分だと思います。
「センサからの電圧」を「基準」と比較してLEDを点灯させる、という動作を実感できます。
本で読むだけより、実際に回路をハンダ付けして体験すると記憶に残ります。
簡単な回路ですが、体験してみることをオススメします。
※
温度測定の精度を上げるなら、基準電圧用に三端子レギュレータからの電圧を使う、電源を電池ではなくACアダプタを使う、など基準となる電圧を一定にする工夫が必要です。
回路を改造すると、一段と回路技術が上がりますよ!
コンパレータで簡易温度計キット
