神吉城(加古川市東神吉町神吉)
別名:奈幸子城・真名井城
常楽寺は浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。ここはもともと神吉城があった所で、神吉城主・神吉民部大輔頼定は、天正六年(1578)の羽柴秀吉の播磨攻めの時、約三万の大軍の包囲に対して、僅か千名ほどの城兵で果敢に抵抗し、何度も攻撃を撃退したと伝えられています。しかし、度重なる攻撃に頼定をはじめとする城兵は討死し、ついに落城しました。一説には黒田官兵衛の養女が頼定の奥方といわれており、常楽寺の裏手には勇猛を誇った頼定の墓があります。また春のお花見の頃には、見事な枝垂れ桜が、参拝者の目を楽しませてくれます。
(※現地説明看板より)
神吉神社
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