蕨尾城 旧御津郡建部町蕨尾城(岡山市北区建部町三明寺)「作陽誌」は「蕨尾山」として、三明寺村にあり、宇喜多氏の将明石飛騨守が高城(岡山市北区建部町和田南)攻撃に陣したと記す。『久米郡誌』に「蕨尾山」とあり、また『建部町史』は松端山の別名として「蕨尾城」を挙げるとともに、松端山本陣跡の付近に蕨尾山陣屋跡があるともしている。天正八年(1580)三月十七日、杉山又三郎は「明石飛騨守陣所」に夜討し、小早川隆景から感状を与えられている(「美作諸家感状記」)。(※美作国の山城より)南東出丸南東出丸東帯曲輪南二郭(武者溜)主郭の南土塁主郭横矢のかかる主郭の東土塁主郭の北土塁横矢のかかる主郭の西土塁主郭の西虎口東帯曲輪北二郭西帯曲輪蕨尾城遠望軌跡ログ旧御津郡建部町の城