標高91m・比高27mの白地城(岩美町白地)
白地部落の東側、小高い丘がその城跡と思われる。前面に往来と蒲生川があり、街道筋の要害の地で、岩井方面に通じる要地である。半滝城主の安藤采女正の弟、安藤信濃守の築城で、岩井方面からの来攻に対する構えである。
尚、白地城の出城跡と思われるものが長谷橋際の岩山にある。又、白地部落の愛宕神社社域も遺構があり、同様に砦跡と思われる。
(※岩美町郷土史文化研究第九集より)
北端の曲輪は民家が建ったりしている…
その先は、竹薮となった曲輪…
北曲輪群主郭
これを堀切と言っていいのか…
写真に納まり切らない巨大な幅の堀切
堀切を越え、南東曲輪群へ…
帯曲輪が無数に連なる
南東曲輪群主郭
南東曲輪群と南西曲輪群の間の、空堀のような空間…これは曲輪なのか…
そして南西曲輪群…
こちらは階段状に曲輪が連なる
南西曲輪群の主郭
白地城遠望
因伯古城跡図志の絵図
岩美郡岩美町の城