標高110m・比高55mの白地愛宕山城(岩美町白地)
白地部落の東側、小高い丘がその城跡と思われる。前面に往来と蒲生川があり、街道筋の要害の地で、岩井方面に通じる要地である。半滝城主の安藤采女正の弟、安藤信濃守の築城で、岩井方面からの来攻に対する構えである。
尚、白地城の出城跡と思われるものが長谷橋際の岩山にある。又、白地部落の愛宕神社社域も遺構があり、同様に砦跡と思われる。
(※岩美町郷土史文化研究第九集より)
白地神社
この背後へ登って行く…
登った所が主郭で、なかなかの広さがある
一部には土塁も見られる
土塁の東には堀切
堀切の東の東二郭
東三郭
東三郭の南には帯曲輪
登って東四郭
さらに東に、東五郭
東へ登り詰めた所には、縄張図に記載されていない削平地が…
物見台でもあったのだろうか?
白地愛宕山城遠望
岩美郡岩美町の城