村の西際、上ノ山と呼ぶ地あり。空堀の形あり、仔細ならず。
(※伯耆誌より)
伯耆誌に「村の西際の上の山というところに空堀をもったところがある」として軍事設備を認めている。幕末まで伝承が残っていたものであろう。此処も雲伯国境に近いから、文明年間には見張所程度のものがあったか、現在では開墾されて畑になっている。
(※西伯町誌より)
村の西際…一致しそうな地形を求めて行ったり来たり…
ある丘陵へ登って行くと…
北東十一郭
北東十郭
北東九郭
東八郭
東七郭には古墓が
祠の祀られた東六郭
東五郭
東四郭北上段
東四郭南下段
東三郭
東二郭
アンテナのある主郭
西には巨大な堀切が…自然地形か…!?
北に向いた堀切を挟んだ南西下にも曲輪
入蔵上の山遠望
実地踏査を元に作成した概略図
軌跡ログ
付近に、似たような地形が複数ある…
果たして、此処が 入蔵上の山なのか、別の場所に眠っているのか…!?
旧西伯郡西伯町の城