鬼住山城 旧日野郡溝口町 | 山城攻略日記

山城攻略日記

北海道から沖縄まで、日本全国の有名所の城を旅し…
現在は地元・鳥取を中心とした城巡りの日々(^-^)/

標高331m・比高320mの鬼住山城(伯耆町長山)には、日本最古の鬼伝説なるものがあるらしい…

今からおよそ二千三百年前、この鬼住山には鬼の大将、大牛蟹が住み、手下とともに田畑を荒らして村人を困らせていた。
この地を訪れ、この事を聞かれた第七代孝霊天皇は鬼退治をしようと決められた。
孝霊天皇はまず、鬼住山の南の笹包山に陣を構え、鬼の館を見下ろした。そして村人が献上した笹巻の団子を三つ並べで鬼をおびき出すと、大牛蟹の弟の乙牛蟹が出て来たので、大八雲命が矢を射ると、見事に命中し、乙牛蟹は退治された。
だが大牛蟹は手下を連ねて荒々しく抵抗した。
ある夜の事、天皇の枕元に天津神が現れて「笹の葉刈にて山の如くせよ、風吹きて鬼降らむ」と告げた。
天皇はお告げに従い、笹の葉を刈って山のように積上げて待つと、三日目の朝に強い南風が吹きつけてきた。あっという間に笹の葉は鬼の棲家へと向かい、鬼の体にまとわりつき、さらに春風で乾いてうず高く寄った笹が突然燃え出すと、鬼はひとたまりもなく逃げ散り、天皇は一兵も失わずに勝利した。
麓に逃げた大牛蟹さ蟹のように這いつくばって「我、降参す、これよりは手下となりて、北の守り賜らん」と願ったので、天皇は「よし、汝が力もって北を守れ」とお許しになった。
(※現地説明文より)

近くの鬼守橋には鬼の像ニコニコ


対岸の「おにっこランド」には巨大な鬼の像あせる

山頂近くまで車で登れる道路があるが、訪れた時は生憎と通行止めになっており、徒歩にて登山道を登る走る人

南三郭~南二郭ひらめき電球


主郭ニコニコ

西二郭~西三郭ひらめき電球


北二郭ひらめき電球

激しい薮に覆われた東二郭~東四郭ひらめき電球




鬼住山城遠望カメラ

軌跡ログあし



旧日野郡溝口町の城