英政府は欧州連合(EU)と英国のEU離脱交渉の合意案を正式決定。
先日、英領ジブラルタルに関してスペインが離脱案反対を表明していたため、正式合意へ懸念材料となっていました。
しかし、英国とスぺインは電話で会談したのち、英国がスペイン側の要求を盛り込む姿勢を示したことから、スペインは24日、「合意に達した」と表明し、協定案に賛成する考えを示したようです。
懸案解消を受け、EUのトゥスク大統領は24日夜、首脳会議を正式招集することとなった。
2019年3月の英離脱期限まで残り約4カ月となる中、交渉決裂で「NO-DEAL BREXIT(合意なしの離脱)」を回避。
合意案は今後の英・EUの通商関係など離脱の重要事項を不透明なまま先送りした。離脱協定案では離脱後も20年末まで英国をEUの単一市場・関税同盟に残留させる「移行期間」を導入。さらに必要ならば最長2年、一回限りで延長を認めることも盛り込んだ内容となっている。
※ただし、移行期間中の英国はEUの法律やルールに従い、EUへの財政負担も求められるのに、EUの政策決定には干渉できない。
次の焦点は英国議会での承認手続きに移ることとなります。
今後はイギリス議会で今回の離脱案に関して審議されますが、離脱強硬派を中心に与党保守党内からも反発が予想され、議会の承認にまで漕ぎつけるには障壁も多く、審議の紛糾が予想されます。
よって、英議会が合意案を否決する可能性があり予断を許さない状況が続くでしょう。
↓英国のEU離脱について復習↓
英国EU離脱、解説
今回決まったことを一言でいうと、
移行期間の延長を可能にした。
ぐらいですかね。
EUやメイ首相は「NO-DEAL」(合意なし)の離脱を避けたがっているので、恐らく2019年3月まで議会でウダウダ審議をやるんだろうとは思いますが、最終的に英国の(金銭的な)国益を考えれば、とっとと離脱した方がいいでしょう。
移民問題などで意地を張るなら別ですが…
保守党のプライドを捨ててEUに残留するのもないなーということで…
これで2019年3月までにポンドは上昇する可能性が高まったと思います。
「議会で○○」などのニュースで上下に振れながら、終わってみると上がっていたというパターンかなと思います。
既に結構いいところまでポンドは売られていると感じます。
あとポンド円が下落するには、円買いによってもたらされる要因、リスクオフ(株価の下落、日銀の金融緩和政策の一部縮小等)しかないでしょう。
戦うならポンドはロング(買い持ち)ということになります。
私の計算上では、ポンド円はドル円の状況にもよりますが、計算すると1ポンド160円を超える可能性もあります。
なお、142~143台円のポンドは大人買いです。
※このブログでは、あくまで自身の相場観に基づいた意見を紹介しています。
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