トニーは頭からトマトジュースをかぶって
一晩中、つぶやいていた
誰も彼に興味なんかないのに
きっとうんざりすることすら忘れたんだろうな
ジェーンは顔にクリームを塗りたくって
知らない奴らに 鎖骨を見せつけてる
誰も彼女なんかと寝たくはないのに
きっと退屈すらも忘れちゃったんだろうな
タイプで世界が変わるなんて
信じちゃいないだろう?
こちらでも そちらでも一人ぼっちなのは一緒
タガが外れてアクセルを踏み込むのが関の山さ
液晶をぶっ壊して 街に出るんだ
埃まみれの残骸に息を吹きかけるんだ
輝くものは いつもどこかに埋もれている
テディは自分が死んだと思いこんで
スピーカーを抱えて泣きわめいている
体重計が壊れているだけなのに
きっと悪い風邪でもこじらせたんだろうな
ハニー、もうそんな話をしないでくれ
きっと僕らは出会う前から終わっている
住みなれた 棺に戻るのが
きっと僕らは怖いだけなんだ
タイプで自分が変わるなんて
信じちゃいないだろう?
ネットワークのなかでは王様でも
本当はみすぼらしい 一匹のもぐらでしかない
液晶をぶっ壊して 街に出るんだ
埃まみれの残骸に息を吹きかけるんだ
輝くものは いつもどこかに埋もれている
輝くものは いつもどこかに転がっている