昨日は冬至でしたね

わたしもしっかりかぼちゃを食べて
柚子風呂にして入りました

皆さんはなぜ冬至の日にかぼちゃを食べたり柚子風呂に入るのかご存知てすか?
春の七草が有名ですが
実は冬の七草(冬至の七草)というのもあり
それが
なんきん(かぼちゃ)
れんこん
にんじん
ぎんなん
きんかん
かんてん
うんどん(うどん)
の7つです。
この冬の七草は、「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」と
言われていて冬至を境に運を盛り返す意味でかぼちゃが食べられるようになったのですね

かぼちゃは
体内でビタミンAに変わるカロテンや
ビタミンB1、B2、C、E、食物繊維を
たっぷり含んだ緑黄色野菜で
新鮮な野菜が少なくなるこれからの冬を乗り切るためにも、冬至という節目の日にかぼちゃを味わって栄養をつけようと言うことですね

もちろんかぼちゃ以外にも
上記の食べ物を食べるのも良いですよ

さらに
かぼちゃにプラスすると良いと言われてるのが
小豆 です

小豆は中国で
「鬼毒を殺し、痛みを止める」と
昔からその効果効能がよく知られていました
冬至に厄払いのため小豆粥を炊いたと
いう風習も中国では昔からあったようです
そのため
冬至のかぼちゃに何かプラスするなら
小豆は最適の食材なんですよ

そして柚子風呂は
「冬至(とうじ)」を「湯治(とうじ)」にかけ
「柚子」を「融通が利く」(=体が丈夫)にかけて
お風呂屋さんが始めたとされているそうです
「ゆず湯に入ると、一年間風邪をひかない」
と言われているのは
柚子には血行を促進して冷え性を和らげたり
身体を温めて風邪を予防する働きがあるそうで
果皮にはビタミンCやクエン酸が含まれていて美肌効果もあります

冬至以外でも寒い日にはゆず湯に入りたくなりますね

実際家では冬至から数日は柚子風呂を楽しみます

冬が旬の柚子は香りも強いため
邪気を避けて運を呼び込む前の
厄払いの目的でも使用するようです
このように運を呼び込む前に、厄除けを行うというのは1セットで行うと良いですね

日本にも様々な習慣・慣習がありますが
ただ言われていることをやるのではなく
いま一度成り立ちを調べてみると
新たな発見がありますよ
