〇少々前からオイル漏れしていましたあまり気にしない様にしていましが、そろそろ限界の様なので、オイル漏れの箇所を確認する事にしました
〇先週に洗剤+高圧洗浄して綺麗にしておきました。オイル漏れの箇所を判断しようと思い確認の為だけに、ジャッキアップです。
〇下から、のぞいた感じです。
〇スプールバルブの遮熱版がオレンジ色で囲んだ部分になります。
〇画像では、そんなひどくない様に見えますが、1度洗浄した後、数日走行しただけです。
〇10万キロを超えると、必ずオイル漏れを起こす個所の様です。最初はタペットカバーからの漏れなのかと思い、タペットカバー関連のシール類を、全て交換して、しばらくしてから増し締めも行った結果、あまり変化が有りませんでした。
〇と言う事で、間違いなく、お決まりの場所しか無いなと思い、まずは関連のパーツを購入することにしました。
〇今回購入したパーツです。
そして交換作業をすることにしました。
〇スプールコントロールバルブです。
〇バッチリ漏れていました。しかもかなり汚れています!
簡単な清掃だけはしました。
〇ま~、汚かったです
〇こちらは、写真黄緑色の新品パーツです。
〇こんな感じで潰れていました。下が新品です。
〇矢印の方向から見たのが、右の状態です。
〇右のオレンジ部分がボルトが入る部分です。
〇作業は目視できる位置にありませんが、手探りでボルトを入れる事が意外とスムーズに出来ると思われます。
〇無事取付は終了して次は反対側のVTCコントロールバルブのОリングの交換です。
〇ボルトを1本取り外すと簡単に抜けます。
〇こちらは写真オレンジ色のパーツです。抜いた後確認するとオイルシールが黒色でした。
〇新品は赤色でした。品番が違ったので、新しい部品に入れ替わった、代替え部品だと思われます。
〇TVCバルブの溝のエッジがかなり鋭く、Оリングを入れるときキズが入りそうでした。
〇穴が開いたニトリル手袋の指の部分を切断して、VTCバルブにかぶせました。そのうえからオイルを塗布したОリングを滑らせながら
入れました。
〇後は逆の手順で入れて、ボルトを締めるだけです。
〇次は写真水色のオイルシールを交換です。
〇上の緑で囲まれた部分を外すとオイルシールが出てきます。このパーツの取り外しは、パワステポンプの移動と、オートテンショナーの取り外しが必須になります。
〇緑、青、オレンジの箇所のボルトを抜くと外れます。緑の箇所は狭く作業性が悪かったので、テンショナーのプーリーを外しました。
〇ボルトナットでプーリーが固定されているので、ボルトを抜くと反対側のナットが落ちますので、無くさない様に気を付けてください。
〇パーツの洗浄をして、新品オイルシールをセットしたところです。
〇緩むと、再度増し締めをするとき、色々なものを外さないといけないので、ロングメガネレンチで、なめない程度にキツメに締めました。
〇次は写真黄色い線で囲んだ、ATFフィルター(ストレーナー)の交換です。こちらの車はオートマミッションのオイルパンが無い為か、ストレーナーがミッションの外についています。個人的にはこちらの方が助かります。オイルパンのガスケットをはがす手間、オイルパンの洗浄の手間、シール材を塗る手間が無いだけで、作業時間の短縮になります。
〇ドロで汚れています。中身も汚れてそうです。
〇新品ですが、見た目は全然変わりません。
〇中身がどれくらい汚れているのか、試しにフィルターにエアーを通してみました。⇒真っ黒でした。
〇ATFの交換は4万㎞・8万㎞・10万㎞・12万㎞・13万㎞・14万㎞と行ってきましたが、フィルターは交換を忘れていました
〇交換後は、いつものATF交換の時の変化にプラスして、シフトショックの軽減、変速時間が減ったように感じました。詰まっていて本来の流量の確保が出来ていなかったのかもしれません。現在非常に調子が良いです。
〇とりあえず週末の木曜日にディーラーで購入したパーツの交換が全て終わりました・・・と安心していたら、⇒又次回に報告します