「先日、母が亡くなり、
初めて死が現実のものと感じられ、怖くなりました。
それから、夜になると、
死ぬとどこへ行くんだろう、
どうなってしまうんだろう、
なぜこんなに怖いんだろう、
と考えるようになりました。
『死』は未知なるものだから怖いのでしょうか。
この何ともいえない嫌な気持ちを解消出来るのでしょうか」
「小さなころから死が怖いです。
死について考えると、世界も人生も、根なし草のような、
頼りないものに思えて、
やってること全てが無意味に感じられてきます。
たとえ充実した社会生活が送れても
死の恐怖の克服とは無関係に思え、
何とかせねばと気持ちばかりが空回りしています。
まるで空気と戦っているようです。
どうすればこの問題を克服できるでしょうか」
「死が怖い。死の恐怖を克服したい」
この願いは人間存在そのものの問題であり、
科学の進歩や、生活の利便性とは全く次元の違う問題です。
ところが……
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