先日提案させていただいた住宅『廊下の家』
最近は建物全体をコンパクトにするため省かれることが多い廊下ですが、
今回は逆にその廊下をメインに提案させてもらいました。
以前書きましたが、敷地形状がとても特殊です。
左側からアプローチしてクランク。そして右上の遊歩道に抜ける土地です。
遊歩道までの道のりを徐々に高く開放的になる4つの箱が繋ぎます。
廊下を歩いていくと緑あふれる遊歩道にでる。そんなストーリーを想像しました。
遊歩道までは約20mの長い長い廊下で繋ぎます。
もちろんただの廊下ではなく、幅を少し広げて棚を設けると
ウォークインクローゼットになります。机を設置すればスタディーコーナー。
廊下に面する部屋に引き違いの建具をつけると縁側に早変わり。
リビングの延長としても機能します。
廊下があることで家族間に適度な距離を与えてくれます。
遊歩道までの道のりを、様々に変化する廊下で繋ぐ提案をさせてもらいました。
『廊下の家』また進みましたらお伝えしますね!お楽しみに〜