何気なく考えた“アレ”のこと。
みんなで競い合っていた“アレ”
子供から大人まで男はみんな好きだった。
最低一人一個は持っていてそれぞれの
こだわりが“アレ”を見れば一目瞭然。
“アレ”がダメなときは僕もダメで、
“アレ”が絶好調だと僕も絶好調。
人生においては自分が主役だけど
特定の場所になると“アレ”が主役になる。
“アレ”にしか活躍できないシーンがある。
その場所において僕が出来る事ってちっぽけで、
夢や希望を乗せた“アレ”を見守る事ぐらい。
“アレ”からもらったもの。笑い。涙。怒り。
そしてクラッシュ。
あのときの絶望感は今でも忘れられない。
モノに魂は宿る。本当なんだな。