何気なく考えた。“アレ”のこと。
人によってはすごく重要な“アレ”
自分の身に起こるなんて想像もしていなかった。
アイツのせいだ・・・
アイツがこんなにも普及しなければ・・・
全部アイツが・・・
“アレ”は僕にとって本当に重要な存在で眠るとき以外はいつでも一緒。
“アレ”に生かされているといっても過言じゃない。
何かを見て笑えるのも“アレ”のおかげだし感動だって、悲しみだって
“アレ”がいるからこそ味わえる楽しみは数知れない。
もし“アレ”が消えてしまったら?落としてしまったら?
考えるだけで身動きが取れない自分に気づく。
薄っぺらいものかもしれない。存在感の欠片もない奴かもしれない。
でも・・・
僕にとって“アレ”が必要だ。
さあ、今日もすばらしい世界を一緒に見に行こう。