ジェルネイルで、細かいデコレーションのデザインを見ると、細かい作業が得意な日本人ならではのスキルだな〜と、しみじみ感じてしまう私。

ネイルはメイクやファッションと同じように好きなものを選べば良いと思いますが、外資系企業やグローバルな環境で働きたいと考えている生徒さん達は、ネイルにあれこれデザインしているのが受け入れられるのは日本だけ、と覚えていた方が良いかもしれません。

デコラティブなネイルをしていると、もしかしたら外国人からは「わ〜すごいね!」と言われることがあるかもしれませんが、それはただ珍しいからかも(笑)
決して、ポジティブな意味だけではないことを忘れないように...

私自身はクルーを辞めてからはずっと手元はフレンチ

足元は学生時代からずっと真っ赤です。



真っ赤な制服のVirgin Atlantic航空時代は、ネイルのグルーミング基準も真っ赤orベージュでしたので、それに合わせていましたし、JALではフレンチネイルはNGなので薄いベージュピンクにしていました。

フレンチネイルがJALでNGなのは残念ですが、日本ではお葬式でもフレンチネイルはNGであることや、白は意外と華やかで目立つ色ですから、華美を嫌い万人に好まれる品の良さを求めるJALの美容基準を考えると、納得です。
 
話は戻り、欧米では手元=フレンチネイルがスタンダードに近いような。

それを実感したのはある面接で。

今年の始めまで手伝っていた会社では海外事業も担当していましたが、同時に人事部で採用業務を務めていました。

3年くらい前でしょうか、L.A.オフィス設立にあたり現地でregional head兼Sales & Marketingを担当してくれるスタッフを採用することに。

何十人に登るCVをチェックした後、10名くらいに絞り、先ずはスカイプインタビュー。
その後、最終的に4人に絞り、最終面接はL.A.で行いました。

L.A.のCentury CityにあるMichael Pageオフィスに集まった4人の女性(たまたま女性だけが最終面接に)は、アメリカ人らしく皆さん自信に溢れ、且つフレンドリーな印象もあり、プロフェッショナルなビジネスパースンそのもの。

一人1時間くらいのインタビューをじっくり行い、最終的には50代前半でmatureで経験豊かな素晴らしい方を採用することが出来ました星

そんな最終面接の際、服装は皆さんそれぞれでしたが、私がハッと気づいたのが、4人全員の手元がフレンチネイルだったこと。

まさに、絶対外さない安心のフレンチネイル、というわけです。

グローバルな環境で働きたいと考えている生徒さんは、手元はシンプルに上品に、と覚えておけば恥をかくことはないと思いますウインク