6月15日に行われた”第7回 北上川フェスタin MORIOKA”、その企画のひとつ、”まちなかシャトル2024”では、昭和レトロなボンネットバスが市内を運行しました。鉈屋町のもりおか町家物語館を出発し、盛岡劇場や盛岡八幡宮、盛岡バスセンターなどを巡ります。
1968年製なので56年間走り続けています。第二分団の望楼とボンネットバスのツーショット。ボンネットバスっていつ頃まで走っていたんだろう?少なくとも僕の記憶にはありません。今回ここから盛岡バスセンターまで、昭和レトロな乗車体験をします。
如何にも昭和レトロな運転席のボンネットバスも、精算機はSuicaなどに対応した今どきのもにの。路面の凹凸をダイレクトに体に感じ、全開の窓から大きなジーゼルエンジン音が進入します。
急停車ご注意などの表示器も昔懐かしいです。当然エアコンが付いていなく窓全開、網棚の上で扇風機が廻っていました。
車窓から盛岡の街並みを眺めながらの移動、北上川に架かる明治橋が見えています。盛岡バスセンターで降車してダッシュで向かった所は・・・・?
国指定重要文化財、岩銀赤レンガ館です。ここを通過するボンネットバスを撮るためにダッシュしました。明治の洋館と昭和のボンネットバスのコラボレーション。通常は絶対見られない貴重な瞬間。
先日放送された”タモリステーション”でタモリさんも乗車したボンネットバス、おそらく県内唯一の走るボンネットバス、今後も整備して末永く運行し続けて欲しいものです。
北上川フェスタではもりおか丸の運行も行われました。もりおか港を出港し、開運橋の下を通過するもりおか丸。
普段見慣れた盛岡の街並みも、船上から眺めると新鮮な景観に感じるでしょうね。
Photos by CANON EOS80D
撮影日 2024年6月15日