2024年3月30(土)
 

 

 

盛岡の人は、岩手山は盛岡市から見るのが好きと答える人が多いです。岩手山の反対側の八幡平市の人に同じ質問をすると、八幡平市側から見るのが好きと答えます。やはり普段見慣れた岩手山がいいんですね。

 

盛岡市内では各所で岩手山が望めますが、北上川に架かる橋をクルマで渡る時ついチラ見し、綺麗に見えるとホッコリし、徒歩で渡ると脚を停めて写真を撮る、盛岡あるあるだと思います。

 

下写真は夕顔瀬橋の上から望む岩手山、一日に数本しか運行が無い山田線の列車とのコラボはある意味レア。昔はここで送り盆の舟っこ流しが行われました。

 

夕顔瀬橋の下流側に位置する旭橋から望む岩手山、奥に夕顔瀬橋が見えています。左側が盛岡駅前北通、右側が材木町です。

 

石川啄木の有名な詩にも詠われていて、当時の人にも愛される存在だったんですね。

 

旭橋のひとつ下流側の開運橋、お天気のいい日は多くの人が足を停めて写真を撮っています。盛岡の代表的な撮影スポットであり、開運橋花壇はもうすぐチューリップや芝桜など春の風景に彩られます。

 

開運橋のひとつ下流側の不来方橋(こずかたばし)から望んでいます。不来方橋は2006年3月27日に開通した歴史の浅い橋です。

2006年3月27日の記事「不来方橋の開通記念式典」

 

開運橋は盛岡を象徴する建造物であり、岩手山と共に望めるという意味で映えスポットだと思います。

 

不来方橋のひとつ下流の明治橋から望んでいます。他の橋から見る風景と違い、手前に高層ビルなど都市の風景が広がります。開運橋のすぐ下流で中津川と雫石川が合流し、川幅が一気に広がります。8月16日の送り盆には花火大会や盛岡舟っこ流しが行われます。

 

北上川と岩手山は、盛岡市内の校歌の歌詞にも登場する象徴的な存在、多くの地元民に愛される撮影スポットでもあります。お天気が良かったので、徒歩で巡ってみました。

撮影日 2024年3月27日