2018年10月15日の記事「初訪!岩手山登山道の七滝」のその後です。
2018年の秋に八幡平市の”七滝”を見に行った時、厳冬期の”氷爆”を見に行こうと思いましたが、3年以上が経過して今回初めて見て来ました。
”七滝氷爆ツアー”は色々な所で参加者を募って行われている中で、今回僕が参加したのは、岩手県民の森にある”森林ふれあい学習館フォレストアイ”で企画している”七滝氷爆ツアー”です。前日に予約の電話をしたらば、既に定員20名に達していた所、ひとりキャンセルが発生したため参加でき、とてもラッキーでした。
ふれあい学習館フォレストアイの場所はここです。紅葉スポットで有名な”森の大橋”のすぐ近くで、岩手山の七滝コース登山口への入口です。
今回のツアーはスノーシューで行くところがポイントです。時々登山にも行く僕ですが、スノーシューは初体験です。フォレストアイでストックとセットでレンタルしました。
フォレストアイの中には氷爆に関する情報が展示してあり、最新情報も知る事が出来ます。
フォレストアイから、まずは600m先の岩手山七滝コース登山口を目指します。スノーシューですから、車道を歩かず敢えて新雪の上を進みます。樹木の高い所に球体となって寄生している植物、これは”ヤドリギ”だそうです。
普通は遥か高所に寄生するそうですが、この木だけ手が届く高さに寄生している珍しいものだそうです。
熊さんの爪痕がありました。
熊さんは冬眠中ですが、他の小動物は活発に活動している様で、新雪の上に足跡をたくさん見る事ができます。左がウサギで右がキツネでしょうか?
岩手山七滝コース登山口で小休止です。このすぐ脇に駐車場があるのですが、現在は関係者以外進入禁止です。七滝コースは頂上まで10㎞近くあるロングコースですが、七滝はその途中にあります。
緩やかな登山道を進みます。樹木はすっかり落葉しているので、陽射したっぷりでとても明るい気持ちいいツアーになりました。雪が1m位積もった上を歩くので、看板類の背が低く見えます。
登山道はしっかり雪が踏み固められた状態なのですが、今ツアーはスノーシュー歩きがテーマなので、敢えて登山道を外れた新雪の上を進みます。夏道なら藪漕ぎルートでしょうね。
登山ルート上の見所のひとつ、マンダの木の穴にかわいい雪だるま。夏道ならずっと高い位置だと思いますが、1m以上雪が積もった上を歩いていると写真撮り易い高さです。七滝の氷爆を目指して歩みを進めます。明日に続きます。
撮影日 2022年2月12日