2017年4月08(土)
岩手県では、内丸緑地のヒマラヤスギを倒木の恐れがあるとして、41本全て伐採する方針であると報じられています。ヒマラヤスギは樹高が20m以上ある割に根が浅いと聴いたことがあります。

この辺りは岩手県や盛岡市の官公庁が多く、お昼時などは休憩に訪れる職員らの姿が多い。灰皿も用意され喫煙可能。疲れをいやし、心に安らぎを与えてくれる、まさに「盛岡都心のオアシス」。

大正14年の盛岡市です。写真中央付近、かつてここには県立図書館や師範学校があった跡地の様です。

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盛岡城跡公園の一角で、お堀の名残りの鶴が池に面し、夏でも直射日光を避けられる涼しい所。

今年度中に決定し2018年度中にも着工するとの事。倒木の恐れとあればやむを得ないけど、伐採後の有効活用に期待しています。

以前に岩手県庁の屋上から見下ろした写真を載せておきます。一番手前の並木が栃の木並木で、2列目の背の高い並木が伐採計画のあるヒマラヤスギです。

撮影日 2014年9月1日 クリックで拡大↑
ヒマラヤスギの伐採と言えば2009年にも市民を二分する激論で揉めた事がありました。内丸緑地からも近い旧岩手県立図書館(現 もりおか歴史文化館)前のヒマラヤスギです。
2009年5月15日の記事「見納め ヒマラヤシーダー59本」
2009年7月08日の記事「内丸のヒマラヤシーダー再び」
現在の状態です。

伐採前の状態です。
撮影日 2009年5月14日
同地を反対側から見た風景。
現在の状態です。

伐採前の状態です。
撮影日 2009年7月05日
あれほど揉めたのに見慣れれば気にならないものです。馬場町の御厩橋たもと辺りでもヒマラヤスギ伐採で明るくなりました。いずれにしても伐採まで1年以上あるわけで、また改めて記録写真を残しに訪ねるとしましょう。
撮影日 2017年4月02日
Photo by SONY Xperia XZ SOV34
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