2012/05/11(金) 8.0/13.9 (8.4/20.8℃) ( )内は昨年同日値
この記事は昨年5月13日の記事を引用した内容になっています。
従って写真・動画は、昨年2011年5月12日に撮ったものです。
盛岡一高の開校記念日 5月13日に開催される大運動会の宣伝のため、
前日の5月12日に白唖団パレード(猛者踊り)が行われます。
今年は土曜日に当たるため、地元の人のみならず観光客にもこの伝統行事
を見て頂けますね。会場は岩手県庁・岩手公園・カワトク前・滝の広場など。
左写真は、応援団に先導されながら盛岡駅前
に向かって開運橋を渡ってくる猛者ども。体を
赤や青に塗っているのは1年生で、猛者(もさ)
と呼ばれます。
バンカラ応援団、カッコいいですねぇ。昔からこんな感じですもんね。
パレードの最中はみんな大きな声で校歌を歌いながら歩いています。
女子生徒は幼稚園児の衣装を着てパレードします。
昨年は猛者踊りでも震災復興の応援でした。歌い終わると募金箱を持って、観客に対
して義援金への協力を呼び掛けていました。
応援団の図太い声、Mマークの旗を勢いよく振る姿、昔からこんな感じ、カッコいい!
動画もご覧ください。下に歌詞を付けてみました。
難解な語句がいっぱいあって、難しいですねぇ。
作詞 伊藤九万一(明治42年卒),選曲 佐香貞次郎(明治43年卒)
- 世に 謳は ( うたわ ) れし 浩然 ( こうぜん ) の
大氣 ( たいき ) をここに 鍾 ( あつ ) めたる
秀麗 ( しゅうれい ) 高き 巖手山 ( いわてやま )
清流 ( せいりゅう ) 長き 北上 ( きたかみ ) や
山河自然 ( さんがしぜん ) の 化 ( か ) を 享 ( う ) けて
穢 ( けが ) れは知らぬ 白堊城 ( はくあじょう )
- 明治十三春半ば (めいじじゅうさんはるなかば)
礎固 ( いしずえかた ) く 疊 ( たた ) まれて
星霜此処 ( せいそうここ ) に 幾かへ ( いく かえ ) り
徽章 ( しるし ) の松の色 映 ( は ) えて
覇者 ( はしゃ ) の 譽 ( ほま ) れは日に月に
世に 響 ( ひび ) くこそ 嬉 ( うれ ) しけれ
- 忠實自彊 (ちゅうじつじきょう)の 旗 ( はた ) 高く
文武 ( ぶんぶ ) の海に 彌 ( わた ) る日の
久遠 ( くおん ) の影を身に浴びて
理想の 船路一筋 ( ふなじ ひとすじ ) に
雄々 ( おお ) しく進む一千の
健兒 ( けんじ ) の 姿 ( すがた ) 君見ずや
- 振へ (ふるえ)や 杜陵 ( とりょう ) の 健男兒 ( けんだんじ )
海陸四方幾万里 ( かいりくしほう いくまんり )
巉峭峙つ起伏の岨 ( ざんしょう そばだつ きふくの そ )
澎湃寄 ( ほうはい よ ) する 激浪 ( げきろう ) の
其處奮鬪 ( そこ ふんとう ) の 活舞臺 ( かつぶたい )
其處邁進 ( そこ まいしん ) の 大天地 ( だいてんち )
盛岡一高公式サイトより引用
全て終わって最後に記念撮影です。プロカメラマンによる2枚の撮影のあと、
応援リーダーからリクエストが。
「頑張ろう!いわて」と叫んだ後、
「オゥー!」と腕を挙げた所を撮って欲しいと。それが下の1枚。
受験戦争を制して県内随一の進学校に入学した彼らが必ず越えなければならない試練。
でも一高生であるが故に参加できるわけで、一高生になった実感を噛み締める事ができる。
そして、彼らにとって生涯思い出に残る行事であるに違いない。
撮影日 2011/05/12
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