2011/11/16(水) 晴れlくもり 0.5/6.7℃ (1.8/4.9℃) ( )内は昨年同日値 
 
2011/11/15の記事「陸前高田市内を歩いてみました」 の続きです。
 
今回陸前高田を訪れた目的、
     1番目は氷上山(ひかみさん)登山をする事
     2番目は陸前高田市街を歩く事
     3番目は「ど根性松ノ木」を見る事
 
高田松原の7万本の松は大津波で全て流された中、奇跡的に残った1本は「復興のシンボル」として捉えられています。
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高さ30mもある松ノ木は、市街地のどこからでも見えます。松ノ木へ通じる潮騒橋、親柱が斜めになっています。場所は国道45号線、高田バイパスの気仙大橋手前、高田松原海水浴場の西の端です。ちょうど気仙川が広田湾に注ぐ河口に当たります。
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幹の根元にお地蔵様、そして
 
       津波に負けない
        松ノ木
     (ど根性松ノ木)
 
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青空に向かって真っすぐ伸びる「ど根性松ノ木」、まさに復興のシンボル。瓦礫と化した市街地の中で勇気と希望を与えてくれています。
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背景にドッシリそびえる山が、さっき登山してきた氷上山(ひかみさん)、陸前高田のご当地の山です。そして復興のシンボル「ど根性松ノ木」です。結構多くの見物人が訪れていて、観光バスも停まっていました。
 
昨日の記事に書いた通り、震災前に陸前高田に来た事が無く、高田松原に海水浴に来た事もありません。7万本の松ノ木があった事も震災後に知った事で、震災前の高田松原の景色を知りません。震災前ならこの位置から氷上山は見えなかった事になりますね。
 
氷上山の手前に見える建物は、右からキャピタルホテル1000、三角形がタピック45。それらの手前左側に見える白いビルとかまぼこ屋根は、高田松原屋外活動センター、松ノ木の左側の白いビルは県立高田病院で、いずれも被災しています。
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ど根性松ノ木の傍で倒壊しかかった建物は陸前高田ユースホステル。
高田松原屋外活動センターの中の時計は悪夢のあの時刻直後で止まっていました。
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僅かでも復興支援になればと、再起を果たそうと仮店舗で営業しているお店で買い物をしました。お店の中の雰囲気は思ったより活気があり、少し安心しました。
 
同じ岩手県民でこんな不便な生活を強いられている人たちが大勢います。その事を絶対に忘れてはいけない。僕たちは何をすべきなのか、改めて考えるいい機会になりました。
撮影日 2011/11/12 
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