ネッツ対ブレイザーズのスタートは両チームとも良い形でのスタート。
ネッツはジョー・ハリスのシュートから。
この前見たときは消極的で心配だったけど、シューターが多いネッツでも高確率で決められるシューターのハリスのシュートが増やせるのは良いこと。
この試合でハリスは8本中4本決めて15得点。
高確率で決められるシューターが本領発揮してくるとネッツは強くなりそう。
ブレイザーズはヌルキッチを使ったプレーでスタート。
これは決まらなくて、この試合でヌルキッチは0アシスト。
印象としてはユーバンクスも目立つ試合で、チーム全体としてはアイソレーション頼みにはならなそうな感じはありました。
そして6分経ったところで登場したのは渡邊雄太。
クローズドラインナップにも入っている。
完全にチームで必要な選手になってきている。
この試合はチーム5番目の29分の出場。
試合終盤ではオフェンスのシーンでも使われている試合でした。
その理由として大きいのは3Pを5本も決めて20得点取ったこと。
コーナースリーを決めまくりました。
今シーズンはスリーポイントが安定してきていて、ここまで55%で決めている。
高確率すぎる。
その理由としては渡邊の確率が上がってきたのはもちろん、チームに良いシューターがいて、渡邊がノーマークになりやすいこと。
デュラントはトップの位置でダブルチームにあいやすい。
ネッツでハンドラーとしてのスコアラーはデュラントくらい。だからボールを放させそうとマークが集まる。
残ったディフェンダーはセスやハリスを中心に集まり、コーナーの渡邊は空きやすい。
ノーマークになったところを渡邊が確実に決めている。
ディフェンスの方ではとにかくよく動く。
1.5人分くらい動いているんじゃないかというくらい。
でもこれはオフボールの相手をマークしているとき。
ボールマンをマークするのは苦手にしている。
特にサイモンズをマークしたときはスピードでやられていた。
オンボールディフェンダーとしてはシモンズの方が圧倒的に上手い。
これによって相手は渡邊を吊り出す動きをしてくる。
身体能力では劣っている渡邊を吊り出すとともに、オフボールのところで渡邊が1.5人分動くのをなくしている。
渡邊はもう5年目。
最初はシュートも入らず、バタバタ感もあり、ヘルプディフェンスは遅れていたけど、今ではシュートは高確率で決め、落ち着いてプレーでき、ヘルプディフェンスは得意としている。
しかもネッツのローテーションの一角を担っている。
本当にNBAプレーヤーになってきたなと思う。