2way契約で今までGリーグで出場していた渡邊雄太ですが、またNBA の舞台に帰ってきました。
前回は試合が決まってからの出場のみでしたが、今回は1Qからの出場です。1Q終盤から2Q序盤までの完全なセカンドユニットが出る時間帯でしたが、サードユニットからセカンドユニットに昇格です。

さて試合ですが楽天TVで観ました。初の英語音声。
だいたいの出場時間はニュースで知っていたのですが、いつの間にかサラ〜っと登場。渡邊出場したよなんて解説はない。もしくは聞き取れない。




渡邊雄太の魅力はディフェンスですが、イリャソバをナイスブロック!ヘルプディフェンスといい連携。

ですが、今回の試合はバタバタ感も感じました。
オフェンスでは5thオプションのはずの渡邊。なのでコーナーでパスを待っているだけというのもありかと思うんですが、ウロウロと落ち着かない。パスをもらおうか、ピックにいこうかと迷っているのか、何かしていないと落ち着かないのか・・・。味方の邪魔をしているようにも見えます。
シュートは1本打ったんですがエアーボール。
それは仕方ない。でも2本目打ってほしかった。2本目のチャンスはトップの位置でボールを受け取ったとき。このときガソールがベンチに下がっていてセンタープレイヤーとして出場していたためか、味方への手渡しパスを狙います。でも目の前には自分のディフェンダーはいなかったので、シュートを狙っても良かったはず。よく思うけど、渡邊はシュートに自信がないタイプの選手かなって。なるべく打たないようにしている。

一方ディフェンスでも相手のスクリーンに引っかかって3Pを決められたり、何点かは取られてしまいました。
あとアンダーソンがアンテトクンポに抜かれたときのヘルプディフェンスが失敗でした。
コンリーとのコミュニケーションのミスなのかポジションが被ってしまい、あたふたしているときにゴール前にアンテトクンポが迫ってきます。それに反応できたのはコンリーのほう。渡邊は反応できませんでした。
普通に考えてヘルプに行くべきはガードではなく体格のいい選手のほう。つまり渡邊。
そしてファールに行くとしたらスタメン、更にチームの中心選手ではなくて控え選手。つまり渡邊。

オフェンスでもディフェンスでもチームの中心選手たちとの連携が取れていないように感じました。中心選手たちと一緒にプレーをするのは初めてだし、仕方ないと言えば仕方はありません。
逆に言えばコンリーやガソールといった主力選手とプレーできたことは収穫です。それに相手もアンテトクンポなど一流選手たちでした。

今回は3Qから4Qのセカンドユニットの時間帯には出場できませんでした。その時間帯にも出場させてもらえるのが次の目標になるような気がします。
そのためにもらった時間で結果を残せるようにアピールしてほしいと思います。