こんにちは、lemonです
ついに最終回だ〜
ネタバレ注意です!また長くなっちゃった!
前話の感想はこちら↓
降り積もれ孤独な死よ最終回
「私がここで全部終わらせます」花音(吉川愛)は健流の母・陽子(長谷川京子)を灰川邸に呼び出し、地下室に連れて行く。
冴木(成田凌)は悟(松本怜央)から破り取られた灰川十三(小日向文世)の日記を受け取り、灰川邸で13年前に起きた真相を知ることに。
そして、花音の行方を追うが……

13年前の十三の誕生日。
地下室にプレゼントを取りに来た花音は、家を出たはずの健流(杢代和人)が灰川邸に戻ってきたことに気づく。でも健流は灰川邸の家族とも、本当の家族とも上手くいかずに荒れていて。。
逆上した健流は花音に襲いかかり、それをマヤ(仲万美)が止めようと健流の背中を刺す。今度はマヤに襲いかかり、揉み合っているうちに健流は……
そこへ十三と、優磨(カカロニ栗谷)がきて事件を知った。二人は健流の遺体を埋めて、震える優磨に十三は「俺のせいで健流は死んだんだ」と…。
このことは、4人だけの秘密。
灰川邸の家族はこれをきっかけに解散した。
7年前に十三があっさり罪を認めたのは、この秘密を守るためだった。これ以上、捜査されたら健流の遺体が発見されてしまう可能性があったから。。
ついに最終回!!
私の考察、わりと当たってたかも
花音がきっかけで健流が死んで、十三が隠蔽して家族解散。この件がバレないようにあっさり罪を認めたのでは?みたいなことを予想してました。
でも子供たち6人が知ってるのかと思ってたけど、蒼佑(萩原利久)と悟は知らなかったんだね
階段から花音を突き落としたのはマヤだったけど、その理由が健流の件を隠すために自白したんだと気づいた二人が十三を守るために偽装したことだった!ここまではわからなかったな〜
大人になった優磨は心を病んでたけど、きっと遺体遺棄を手伝ったせい。一番最初に灰川邸に来た子どもで、長男って立ち位置だったし、恩もあったから十三に手伝うと言ったのかな?と思った。(ここは原作を少し読んだからそう思ったのもある)
健流の母・陽子は、赤いカーネーションがきっかけで息子に異変が起きたことに気づく。
カーネーションを買った人物、マヤに会いに行き「健流は元気?」と聞くと、罪の意識に耐えきれなくなったマヤが全てを話してしまう。
陽子はそれを信じなかった。
「健流はどこかで生きている」
聞きたくない真実を聞かされた陽子は、マヤをビルから突き落とした。嘘を嘘のままにしてくれなかったから。
信じたくないのに、警察も健流は死んだと言う。
次に、優磨に「健流は?」と聞きに行く。
陽子を見た優磨は家を飛び出し車に轢かれる。
どうして健流をもっと見つからない場所に隠してくれなかったの?そうすれば元気で生きてると思っていられたのに…。
あ、陽子の考えはそういう感じなんだ
虐待されてた息子を助けなかった母親が、息子を殺されて復讐?っていうのがどうも引っかかってて。
一連の事件の犯人は陽子しかいないけど、うーん?と思っていた違和感が最終回みてわかった。
陽子は健流を殺されたことを憎んで事件を起こしたわけじゃなかった。愛情からの行動じゃない。
自分はまともに育てられなかったけど、それでも息子は元気に生きていると思いたかった。悲惨な目に遭っていると知るくらいなら知らない方がまし。
とっくに健流は死んでたわけだけど、今もし健流が生きてて酷い状況だったとしてもそれも知りたくないってことなんじゃないかと思えた。。
結局、健流弟は出てこなかったけど、彼がどうしてるのか陽子は知らないし、知りたくもないんじゃないかと思う。知らないままなら、元気に生きててくれるって、自分のしたことの答え合わせをしなくて済むから。
健流のことは答え合わせができちゃったから、現実と向き合えなくて。最後は花音さえ殺してしまえば、健流のことに向き合わなくて済む、私はいい母親なんだって。。
そんな風に私は感じたなぁ
死んだ後に復讐するくらいなら、生きてる時にもっと大事にしてくれればよかったのに。
ラストは、花音を陽子が殺そうとしているところに冴木がやってきて、脱獄した涼(笠松将)も花音を助けにきちゃって!!
涼が言うように元凶は陽子がちゃんと健流を愛して育てなかったから。でも、花音は自分があの時健流を傷つけたせいで死なせてしまって。それがなければ、秘密を抱えることも家族が解散することもなくて。子供達は殺されなかったし、十三も罪を認めなかった。その後のことも……
花音の「私のせい」とはこういう意味だった。
結局、十三って実の息子(佐藤大樹)を庇って罪を認めたわけじゃなかった、ってのがね……。
あー、終わっちゃった〜!!
このドラマ最初から最後までずっと!毎回驚きの展開と全然謎が読み解けなくて楽しかった〜
花音って何考えてるかよくわからない子だったけど、この秘密を知った上でもう一回最初から見たら違った印象を受けるかも。
十三が亡くなった時にずっと泣かなかった花音が、遺灰を撒いてやっと泣いてそれにマヤが寄り添ってた。秘密を知った時にそのシーンが思い浮かんで。なるほどなって思った。
成田凌さんもこの役ハマってたし、吉川愛ちゃんもすごくぴったりな役柄だったと思う
サスペンスの部分をかなり楽しめたけど、それだけじゃなくて、暴力の連鎖を断ち切りたいって強いメッセージ性があったのもよかったです
二人が一緒に生きていけそうでよかったな
とっても面白いドラマでした
★★★★★
※画像はお借りしました

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