ついに、バイデン氏が大統領選からの撤退を表明しました。

ですが、遅きに失した感もあります。

 

挙党一致でハリス氏を支援しようとしていますが、オバマ氏やペロシ氏には、別の考えもあるようです。

 

そもそも、「民主」の党ですから、党の執行部の都合で大統領候補を決めてしまうのは、問題があります。

かと言って、今更、候補者選抜の選挙は、時間的に余裕がありません。

 

 

 

事の発端は、4年前にあったと思います。

当時から、年齢に不安があったバイデン氏は、1期だけと見られていました。

ところが、後継を育てず、対立候補を潰すようなこともしていたようです。

息子に絡む不祥事では、認知症の疑いを受けたにも関わらず、後継を潰し続けたわけです。

民主党は、それらを黙認し、あの討論会まで無策だったわけです。

 

一方のトランプ氏は、数々の問題行動を起こしながらも、再選を目指して着々と準備を続けました。

彼の愛読書が「我が闘争」ではないかと思えてくるほど、分断を煽り、排他を主とした強い国を主張しています。

 

戦略面では、民主党の惨敗です。

 

 

 

トランプ氏はもちろん、バイデン氏も、自分のためだけに大統領を目指しているように思います。

アメリカ国民は、二人の老人に振り回され続けているようです。

 

 

 

 

今後、民主党がどんな戦術を取って挽回を図ろうとするのか、興味があるところです。

差し当たっては、副大統領候補でしょうか。

 

その前に、どうやって民主的に大統領候補を決めるのかですね。

関心を持って、見ていきたいと思います。

 

 

 

個人的には、トランプ・タワーにも、マール・ア・ラーゴにも、トランプ・フォース・ワンにも、「我が闘争」を置いていそうなトランプ氏を、アメリカ大統領にしないように願っています。

 

アメリカ国民が決めることですが、ヒトラーを総統に担ぎ上げたドイツ国民と、今のアメリカ国民は、どちらが賢いのか、今年中にわかりそうです。