トランプは、ケネディ暗殺事件の全資料を、黒塗りなしで公開するよう命じました。
でも。トランプが公開させた部分は、ケネディ暗殺事件の真相より、アメリカ政府の警察機構や諜報機構の深層に迫ることになりそうですね。
トランプは、一期目でもケネディ暗殺事件の情報公開をさせていますが、その時には、黒塗り部分がありました。
二期目の今回は、黒塗りも落とし、完全公開をさせました。
ケネディ暗殺事件では、既に約17万ページ分の資料が公開されていましたが、今回、約8万ページ分の資料が、追加公開されました。
私が文庫本を読む速さは、毎分1ページくらいです。
80000ページが日本語で書いてあったとしても、全部を読み切るためには80000分が必要ですから、不眠不休でも50日は掛かります。
なので、AIで要約や索引を作る等を行い、検証を進めるのでしょう。
私の予想では、ケネディ暗殺事件の背景が覆ることはないでしょう。
でも、陰謀論者が納得するはずもなく、「トランプの指示に従わずに、未公開のままの資料があるはずだ」との新たな陰謀論が、この先も延々と残っていくのでしょう。
一方、60年前のこととは言え、アメリカの諜報活動の実態が、垣間見えてくることになるのでしょう。
既に、「アメリカの外交官の半数は、諜報員だ」なんて文書も出てきているようです。
トランプの情報公開命令は、結局、アメリカの国益を損ね、東側諸国や南側諸国を利することになりそうです。
まぁ、何を言っても、トランプ教の信者は、トランプ支持なのでしょう。