地震予知の三要素(規模、場所、時期)について、見てきました。

 
 
まず、規模は、アスペリティ(固着域)や、歪の分布を詳細に調べることで、震源断層の面積を割り出す必要がわかりました。
震源断層の面積が正確にわかれば、±0.3未満の誤差で、規模を推定できます。
 
 
場所は、規模を推定するための情報で、正確に絞り込めます。
誤差は、震源断層の範囲内となるので、震源断層の面積は、概ね下記のようになります。
 
・M4.0       1km2
・M5.0      10km2
・M6.0     100km2
・M7.0    1000km2
・M8.0   10000km2
・M9.0  100000km2
 
世間で見かける地震予知では、M5クラス、大きくてもM6クラスの予測です。
本当に規模を予測できているなら、M6の対象範囲は、青梅市の面積くらいになります。
M5の対象面積は、中央区の面積くらいになります。
M7でも、対象面積は山口市の面積くらいです。
1月の能登地震(M7.6)でも、震源断層の面積は、石川県の面積くらいです。
 
規模が予測できるなら、同じ情報で、上記くらいの精度で場所を予測できるはずなのです。
 
 
時期は、プレートの動き、岩盤の動きの速さを踏まえると、1%の誤差で破壊の限界点を見極めても、数年から数十年の誤差が残ることをみてきました。
 
また、月の潮汐力の影響は大きく、プレートや岩盤の動きの1年分、あるいは数十年分の誤差を生み出してしまうことをみてきました。
一方で、それ以外の惑星の潮汐力は、無視できることも、わかりました。
 
 
 
私には、地震を予知できる能力はありません。
だからと言うわけではありませんが、地震予知ができたとして、どうすれば、地震を予知できていることをしようめいできるかを、考えてみようと思います。
 
それは、次回からですが・・・