皆さんおはようございます。
鎌倉から鈴鹿に帰る最中の俊雄コーチです。
今回は山口から飛行機で羽田に移動して、そのまま鎌倉滞在と少し長い不在でした。
そして昨日の地震で新幹線の運行が心配されましたが、無事に運行ということで、安心して戻れます。
さて、猛暑が続いていますが体調は大丈夫ですか?少し歩くだけで汗がタラタラ。汗っかきのコーチには辛いもんです。
出る分だけ水分補給は必要ですね。
そんな中、かまくら校のレッスン会場である徳洲会スポーツセンターかまくらの体育館には、お祝いのお花が所狭しと並んでいます。(写真はほんの一部ね)
日本を沸かせたパリオリンピック男子体操で出場した杉野選手と岡選手が金メダルに輝きました。
岡選手なんてメダル4つ!時の人ですね。
そんな2人が普段トレーニングしている場所ですから、お祝いムードです。
2人は競技者として素晴らしい成績を残していますが、それでも心が折れるような出来事だってあったようです。
杉野選手は東京オリンピックの最後の鉄棒で、普通に決めれば代表というところで痛恨のミスによって選ばれなかったり、岡選手は2年前に膝の靱帯断裂。
そこからは歩くリハビリから始まりました。
たくさんの不安と対峙しながらも、その時にできることをやり続けてたどり着いた場所。
その気持ちは想像できないですし、金メダルを取る以外発言できないような競技の歴史。それでも結果を出すんですから、いかにブレずに継続し続ける事が大切かを改めて感じます。
体操場には、以前からこのような大きな横断幕が掲出されています。
全てを達成。そしてロサンゼルス五輪に向けてが既にスタートしています。
オリンピックの話で行くと、男子100m決勝のデータを手に入れました。
これは100mを10m毎に区切って、通過タイムが算出されているのですが、優勝したノア・ライラズ選手は映像でも分かる通り、スタートは遅れ気味でしたね。
そこからゴールにかけて徐々に順位を上げての金メダル。
これがノア・ライラズ選手のスタイルかどうかは分かりませんが、大切な事はスタートの反応に情熱を注がないという事です。
100mのタイムを決定する大きな要素は
・加速局面
・疾走局面
この2局面です。
ですから、スタートダッシュはスムーズにに加速できる姿勢や動きが最優先されるべきなのですが、どうしても30mなどのスタート練習が多いせいか、30mでの早さを求めてしまいがち。
そこからが大切なんですが、なかなか意識が向きにくい。
昨今はスタートの動きをSNSなんかでもこだわっていたら指導する事が多いですが、身体の発達と動きは大きな関係性があるから、いきなりトップ選手と同じ動きをしても、不具合が必ず出てしまいます。
成長にあった動きはもちろん、何よりゴールまでしっかりと走り切る大きな走りを身につけたいですね。
他にもデータから読み取れるものはありますが、割愛。
興味があるからは直接コーチにお声がけください。
かまくら校のレッスンは木曜日のアスリートクラスに参加。
木曜日のアスリートクラスは、なぜか全員女子という不思議なクラス。
水曜日のアスリートクラスは全員男子。
振り替えとかもあるので、完全固定ではありませんが、それぞれの良さみたいなものはあったりもします。この時間はとにかく賑やか。でも、やる時はやる。
陸上部や陸上をメインに頑張っているお友達もいれば、テニス、バドミントン、サッカー、バレーなどを頑張っているお友達もあり、それぞれの競技の特性によって動きは少々異なります。
しかし、根本は一緒。そこをレッスンでは中心に取り組みます。
鈴鹿のように各種目練習ができるわけではありませんが、その分動きや走りの基礎を徹底できるわけです。
お盆の時期に差し掛かると、旅行やお出かけのお友達も増えるので、レッスンの人数は少なくなりますね。
暑さとの戦いは以前として続いていますが、少人数をいかして、さらに上達して楽しめる内容で皆さんをお待ちしています!
それではまた、お会いしましょう!