地球一周Tの旅 Day.13 | イムラアスリートアカデミー公式ブログ

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三重県鈴鹿市と桑名市を拠点にした運動教室『イムラアスリートアカデミー』の公式ブログです。日々のレッスンの風景などをお届けしています。

皆さんこんにちは。

2週間近くぶりに日本語を使った、俊雄コーチです。
パリは真面目に仕事として来ているので、好き勝手にはできませんが、少しでも皆さんに伝えれるものを見つけましょう。

朝はゆっくり起きて、11時から練習に帯同。
本日はサブトラックでしたので、こじんまりとしてはいますが、隣にあるメイン競技じょはおしゃれな感じ。

ホテルからもここまで歩いて10分くらいと移動も楽です。

12時に午前練習が終わり、午後の練習したは3時50分から。

お昼もどこかで食べなければならないので、ついでに写真を撮りに出発。
ホテルの最寄駅から電車で10分強の場所です。

地下から上がってくると、いきなり年代を感じさせるオブジェが!

『サン・ミッシェルの噴水』というそうです。

コーチはフランスが始めて。しかも観光についての知識もゼロ。
前途多難であります…。

それよりも、お腹減ったからまずはランチしましょう。

本日のランチはフランスでイタリアン。
カルボナーラにしました。

粉チーズは自分で好きなだけかけてもいいシステム。
おりゃおりゃおりゃぁ〜とかけて、う〜んハイカロリー!
文句なしにおいしかったです。

そして、なぜかヒゲのウェイターさんが日本語を話してきてビックリ!
こっちは英語で話したのに。
ヨーロッパの人達には、アジア人の国による違いがわからないと言いますが、明らかに日本人と分かったました。

なぜでしょうか?

でも、さすがは一大観光地。フランス語で四苦八苦なので、嬉しかったですねぇ。

丁寧なサービスもしてもらい、いい気分で目の前のメインスポットに向かいましょう。

はい、言わずと知れた『ノートルダム大聖堂』です。
様々な映画にも関連している、この大聖堂ですが、大きくて素晴らしい。
1225年に完成したそうですから、今から794年前。

でも、ケルン大聖堂のインパクトが強すぎて、ちょっと心に響かない。(人はこれを慣れという)

しかし、つい最近になってノートルダム大聖堂の名前がニュースを賑わす事になりました。
なぜだか皆さんは知っていますよね?

今年の4月にこの大聖堂で火災が発生し、尖塔など一部を焼失することになってしまいました。

ちょうど、中央あたりに工場の足場が組まれているのがよく分かりますよね。

それにしても、この角度から見ると、奥行きの長さにびっくりしますね。
今は中に入れるのか分かりませんが、コーチは外から見るだけでしたので、中から見たら、また凄さが分かるのでしょうね。

このままセーヌ川を挟んで、道なりに歩いて行きましょう。

さて、しばらく(思ったより遠かった)歩いて到着したのは『バスティーユ広場』です。

社会に詳しいお友達なら、バスティーユ牢獄(監獄)という名前の方が馴染みがあるかもしれません。
1789年7月14日にフランス革命の発端となるバスティーユ牢獄襲撃事件が起きました。
当時のフランスは君主主義(国王が国を支配するやり方)であり、その圧政に対しての国民の不満が爆発したというのが簡単な説明でしょうか。

そしてバスティーユ牢獄襲撃事件を受け、フランス全土の農民達が様々な事件を起こします。

ルイ16世、マリーアントワネットという名前なら皆さんも知っているのではないでしょうか。

話が長くなりましたが、ここ、バスティーユ広場は、バスティーユ牢獄がまさにあった場所なのです。

今は塔が建っていますが、バスティーユ牢獄の面影となるものは見当たりませんでした。

よく考えてみると、ヨーロッパの人々って、異常に塔が好きじゃないですか?

思ったより遠く、既に3km近く歩いていますが、時間の余裕はまだあるので、もう少し寄り道をしましょう。

またもや高い建物が出てきましたが、こちらは『サン・ジャックの塔』です。

元々は教会の一部だったそうですが、教会本体はフランス革命によって閉鎖され、その後取り壊されたそうですが、鐘楼部分にあたるここは残っています。

なんでも。物理学者のブレーズ・パスカルが大気圧の実験をしたという理由から取り壊しを免れたそうです。

パスカルさん…もしかして、気圧を示すヘクトパスカルはこの人の名前から来ているのでは?

調べてみたら、当たりでしたよ!
偉大な人がここで実験したんですね。

パスカル様、ご利益が私にもお与えください…。

続きましては、赤い扉がオシャレで目を惹く『サンポール・サン・ルイ教会』です。

あぁ、だめだ!

トイレ掃除用のサンポールが頭の中を駆け巡る…。

なんでも、パリで唯一のバロック様式の教会だそうで、バロック様式は『神を讃えるためには、全ては美しくなければならない』という超贅沢仕様の考え方。

人はそれを浪費という。

そのせいでカトリックとプロテスタントの争いが起きたりするわけです。


う〜む。
雨天練習場もバロック様式にこだわってみるのはいかがじゃ?

あ、無理?

2つ目の目的地まであとわずかですが、えらく立派な建物が出てきました。
地図で確認すると『パリ市庁舎』と表示されています。

『これが市役所なの?やりすぎでしょ!』

そう思いますよ。
鈴鹿の市役所がこんな建物になったらどうします?

一体何をしてるんですか?
そう言いたくなりますよね。

現在の建物は19年かけて(長すぎ)1892年に完成。
127年も使い続けているのが凄いですよね。
日本もそういった歴史を伴う行政機関を作れるようになれば、もっといいかもしれません。

近代的もいいけど、自分の勤務先がここなら、誇れますね。

さぁ、目的地に到着しました。

既に6km近く歩いていますので、疲労困憊ではありますが、ここはコーチも知ってるぞ!

右手のピラミッドが有名。
『ルーブル美術館』です。

美術館というよりは、もはや宮殿といってもいい規模。
それもそのはず、もともとは宮殿として使われていたそうです。

ここにアートで勝ち組の方達の作品が、これでもかと収蔵されている世界で最も有名な美術館ではないでしょうか。

アート?
なにそれ、おいしいの?

そんなコーチですから、当然記念撮影で終わり。

ルーブルピラミッドを囲むように、建物が建てられていますが、凄い存在感!

昔から絵が絶望的に下手なコーチですが、ここな空気を取り込めば、絵が上手になりますか?


スーハー、スーハー!

きっと美的センスが大幅に向上したに違いない!

よし、まずは何を描いてみようかな。

左手に見えるのは、ブランデンブルク門みたいです。
同じようにヴィクトリア像も乗ってるし。

右手には誰かの像がありますが、近くまで見に行かなかったので、ちょっと分かりません。

奥には観覧車のようだけど、一部が無いのでただのオブジェのような謎の物体も。

美的センスが高い方は『素晴らしい!』と言うのでしょうが、美的センスの無いコーチには、これ以上の表現はできません。

それにしても、美術館とは言わないレベルの広さでした。

練習時間が迫ってきたので、帰りの駅に向かいましょう。

おや、あの突き出した建物は?

パリといえば、エッフェル塔でしょう。
その先端部が見えていますね。
この現場からエッフェル塔までは、数km先。

ちょっと見に行く時間は無いかなぁ。
凱旋門もご紹介したかったですが、残念です。

名所を巡って、ざっと7kmくらい歩きました。
人間慣れとは恐ろしいもので、最初に比べて疲労感が少し減りましたね。

でも、顔の日焼けは日増しに酷くなっています…。
もはや、とんでもないレベルに!

クラブ対抗では絶対に笑わないでくださいよ。

それではまた、お会いしましょう!