「王の男」;何度も見たくなるイジュンギ | これは名作・迷作

「王の男」;何度も見たくなるイジュンギ


いやあ、久しぶりに「名作!」と思える作品に出会いました。韓国で今年の冬ぐらいに大大ヒット(「ブラザーフッド」を抜いて歴代一位!)した「王の男」(韓国語では「ワンエナムジャ」)という作品です。見た人は「いまさら」という気になるかもしれませんが、私は今更だけど、この作品を見てよかったーと心から思いました。大大推薦します。ストーリー、映像、キャスト、全てにおいてかなり高い技術を持っている作品です。ポスターだけ見ると「歴史モノ」というイメージがありますが、内容はそれほど歴史とも関係なく(多分あるのでしょうが、分からなくても大丈夫)、普遍的なテーマを持っています。


ストーリーブタネコ

主人公二人の男チャンセン(カム・ウソン)、コンギル(イ・ジュンギ)は綱渡りや宙返り、人形劇などの大道芸を金持ちの貴族の前で演じるすることを仕事としていたが、女顔のコンギルが体を売ることに対して我慢のできなくなったチャンセンはコンギルを連れてソウルを目指す。そこで才能のある二人はさっそく民衆の注目を集めることになるが、それに事足りないチャンセンは新たな芸を思いつく。それは王とその妾を皮肉る内容の人形劇をすること。その芝居はたちまちにソウルの名物になり、2人は大成功を収めたが、それが王室に知られると彼等は侮辱罪で捕えられてしまう。処刑されない条件は王の前で劇を演じ王を笑わせることだった。


感想キス

この作品には3人の重要な男たちが出てきます。男気のチャンセン、わがままで寂しがりやの王ヨンサン、そしてその間でゆれる気の優しいコンギル。。この3人がそれぞれの個性を存分に生かしていて、素晴らしい演技を見せています。話もおもしろいけど、この映画は俳優の演技力がモノをいっていることは誰もが認めると思います。いや、俳優の演技と魅力で観客を引っ張っていく映画って久しぶりだったので、みていて本当にどきどき(かな?、わくわくかな?)しました。


しかしやはりこの映画はイジュンギの存在なしには語れません。イジュンギは演技ももちろん素晴らしいのですが、その存在自体が素晴らしい、というより美しいのです。誰もが「女より美しい宝石赤」といいますが、本当にそうなんです。私の友達はイジュンギの美しさに魅せられて映画館に3回足を運んだそうですが私も買ったDVDで何度も見てしまいました。韓国ではこんな男の子とを「コンミナム(花美男)」というそうです。今まではムキムキで体格のいいことが「かっこいい」男の条件でした。でも韓国人女性は皆今この線の細い女のような彼に大夢中です。かっこいい男の定義を覆すくらい影響力を持つ人です。この映画以降、彼はCMに引っ張りだこです。日本で上映されたらヨン様人気を超えるかもしれません。(本気で)。大げさと思うかもしれません。でもこの映画を見れば分かってもらえると思います。


それからこの映画が好きな理由として、ラストシーンの素晴らしさもあります。全ての話題をイジュンギ君がかっさらってしまいましたが、チャンセンを演じたカム・ウソンが最後に名演技を見せてくれます。内容はいいませんが、映画史に残るくらい、美しいラストだったと思います。私の中で忘れられないシーンの一つになりました。


ぜひぜひ、オススメします!


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