久しぶりの西荻窪 | これは名作・迷作

久しぶりの西荻窪

好きな町は多いけれども、西荻窪には特別な思い入れがあります。それは私の母が生まれ育った町だから。やっぱり親子、好きな町の好みが似ています。母も私も未だに福生になじめません・・・・


今日行った理由は突然タイカレーが食べたくなったからです。しかし駅前のティーヌン(タイ料理)がお休みで何でもいいからとにかくカレーが食べたくなり、それなら喫茶店のカレーをと、「それいゆ」という喫茶店に行きました。ここは口コミで結構有名でいつも気になっていたところ。かなり老舗の雰囲気を漂わせています。ザ・喫茶店。

カレーは4種類ほどありましたが、見た瞬間チーズカレーに決めました。カレーとチーズ!考えただけで幸せ。来ました。ちーずカレー。というよりカレードリアです。写真はこちら。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/curry-kingdom/Templates/soreiyu.htm

思っても見なかった展開ですが、量の多さとたっぷりちーずに大満足。( ^)o(^ )かなりでかいです!

お昼過ぎの時間帯だったので結構込んでいました。客層は老年夫婦や芸術家っぽいおっさん、若い女性グループなど、かなりローカル度が満々ですが、不思議と田舎くささが全くありません。西荻に住んでいる人ってほんとダンディーやマダムが多いです。


次に古本屋めぐり。西荻はアンティークに並んで古本屋さんが多いことでも有名です。


まずは駅に一番近い「森田書店」。いつも夜はしまっていたので、初めて入る本屋です。

無骨な店構えと対象に、入ってみると文学作品(特に海外の)が多く並び、ジャンルごとにきちんと並んでいるのにうれしくなりました。文学作品の評論本も多く、私は『漱石の心的世界』(500円)を購入。なんと『甘えの構造』で有名な土居健郎が書いた漱石作品論。まさかこの人が漱石ファン?と思いましたが心理学的に漱石の作品の登場人物を考察するというくだりに心打たれました。『それから』にでてくる大助の心理が解せない私にはちょうどいい書である気がします。


「森田書店」の斜め前くらいにあるのが「夢幻書房」。黄色い看板に赤い字で「BOOK」と書いてあり、一見普通の本屋さんのように見えます。中は意外に広く、マンガ、小説、ビデオ、雑誌など、幅広いジャンルがそろっています。中でも目を引いたのがスターウォーズコーナー。本やシナリオ以外にも、以前発売されていたフィギアののったボトルキャップが1個105円で売られていました。でもなんといってもトリオロジーのビデオセット3000円。かなり迷ったけど、DVD買うので我慢。他にもcafeの雑誌、韓国の文化本など私好みの本がかなり充実していました。結局購入したのは『草枕』(夏目漱石)。70円。安。


同じ道を50メートルほど歩いていくと「ハートランド」にたどり着きます。前に読売新聞にも紹介されていましたが、本屋の中でコーヒーが飲めるお店です。調べてみるとビールも飲めるみたいです・・・!http://www.excite.co.jp/book/cafe/6  

ここも古い喫茶店のような雰囲気です。音楽が心地よい。本のセレクトもかなり洗練されています。中でも外国作品の品揃えが多い。でも今回は私好みの本には出あえませんでした。残念。


最後に本命の「音羽館」。ちょっと横道に入ったところにあります。

ここの売りはやっぱり店頭に並ぶお買い得本。やはり私の期待を裏切らず、『罪と罰(上・中・下)』(ドストエフスキー)、『日の名残り』(カズオ・イシグロ)をそれぞれ100円で購入しました。(^.^) 店の中はすごく素敵なジャズがかかっていて、アルバムの名前を聞いたらCDの中に入っていたアルバムの帯をくれました。「一家に一枚だよ」と言ったので即買いに行きました。「ジョアン・ジルベルト」の『三月の水』です。ボサノヴァの法王らしいです。ジャズじゃなかった・・。

三月の水












そのほかにもアジアン雑貨屋さん(それいゆのとなり、西友のちかくにそれぞれあります)でいろいろとお買い物をしました。どのお店も他の町にはない独特のセレクションを持っているような気がします。無駄遣いだと分かっていても、気に入った雑貨やアクセサリーは心を豊かにします。あ~、西荻って本当に面白い!CDもとっても良いです。