福生のこと | これは名作・迷作

福生のこと

私は東京都の福生市で育ち、今も住んでいます。福生を知らない?福生は「ふっさ」と読みます。場所は中央線の「立川駅」から青梅線に乗り換えて6個目の駅です。ちょうど立川と青梅の中間に位置しているのが福生です。


プロフィールにも書きましたが私は福生が好きではありません。


福生の特徴を一言であらわすと、人が、「田舎の人」から「のどかさ」を引いたような感じです。福生の人々はドライである。街の様子もカラッとしている。やさしくないわけではないんだけど、はっきり言って何を考えているのかが分からない。私には異星人のように映る。私は福生で生まれたわけではない。6歳のとき、隣の隣にある日の出町というところから引っ越してきたのである。それゆえどうしても地元意識がわかないのである。


人は福生が好きだという。確かに横田基地という米軍基地があり、その周辺にはしゃれた店が立ち並んでいる。私も時々そこへ買い物に行く。確かに楽しい。しかし、そんな場所は私にとっても外国のように感じられてしまう。


自分の街が好きになれないというのはとても悲しいことである。しかし、そんな私も超ドライ。知らず知らずのうちに、自分の中の福生精神は育っていたのである。ああ、もっと悲しい。