突然ですが、11/2にセローを手放しました。
他のお店も多少比較はしたものの、やはりいつもお世話になっているYSPさんにて買い取りをお願い。
今回は、買い換えでなく(笑)、
単純に「減車」です。
私事ですが、来月に子どもが生まれる予定なのです。
さすがに、2台も持ってても宝の持ち腐れになることは目に見えてるので1台に減らす決意をしました。
子どもの誕生。
それは、「バイクを降りるとき」の定番ですよね。
実際、なかなか乗れなくなるでしょうし…。
しかし!
できれば、降りてしまうことなく、1台は残して細々と続けていければと…今のところは考えています。
短時間で道の駅に行って、子どもに食べさせたい美味しい野菜を買ってくる…
例えばそのような、チョイ乗りレベルが多くなってしまいそうではありますが。
なお…
トレーサーとセロー、どちらを残すのかという問題については…
さほど悩まず、トレーサーに決まりました。
理由としては、
①オフロードはとても楽しいが、毎回バイクが激しく汚れる。
ゆえに洗車したくなりますが、マンション住まいなのでどこかへ洗いに行く必要があります。
バイクに乗る時間を作るだけでも難しそうなのに、それに加えて洗車時間を確保するのは…非現実的だと思いました。
②高速道路の巡航速度が速いほうがいい
短時間でサッと帰ってくるために、そして、ある程度遠くへ行ったとしても早く帰ってくるためには、高い速度域で無理なく巡航できるのが望ましいです。
セローは正直、100kmも出せばお腹いっぱい。それ以上出したくはありません(出せるけど)。
※そもそも制限速度100kmでしょ、なんて野暮なことは言わないでくださいね。周りの車に合わせたペースで走ってますので。
③オフロードはケガのリスクが高い
オフロードに転倒はつきもの。それなりに荒れた林道に行けば、いつ転倒しても不思議ではありません。
あえてそういう道に行ってケガをして、家族に迷惑をかけるのはよろしくないと考えるようになりました。
そうしたリスクの高い道を避けるならば…セローじゃなくてもある程度は走れるので、セローの存在意義が薄れてきます。
④タンデム機能の維持
幸いにも嫁さんは「バイクに乗りたい」と今も思ってくれているので(そんな機会は滅多に作れないでしょうけど…)、残すのは、タンデムをこなせるだけの充分なパワーのあるマシンが望ましいです。
セローは言わずもがな…です。
⑤積載の手軽さ
アドベンチャーキャリアを装着してるので、積載能力という意味ではセローもトレーサーも同じくらい高いのですが…ツーリングバッグとトップ(またはパニア)ケースには、利便性にかなりの差があります。
防水性はいわずもかなですが、バッグは、バイクに取り付ける/外す・荷物を出す/入れる という動作に一手間二手間がどうしてもかかります。それに対しケースは、ポンと置くだけ、キーを回して開閉するだけ。
一回一回の動作にかかる時間差はそれほどではないはずですが、心理的な面倒さはかなりのものです(私の場合)。
じゃあ、セローにケースを付ければ解決するかというとそうでもなく、ケースだとダート走行の振動や転倒の衝撃で破損しそうな気がするので付けたくないんです。
(逆に、振動・転倒でも心配がないのがバッグの利点)
セローの弱点ばかりを書いてしまいましたが、、、
まったり林道ツーリング派ライダーのオフ車として、セローは最高です!
WR250Rのような刺激はないけども…
絶大なる安心感があり、「ヤバイとこに入っても大丈夫」「なんとかなる」と思えます。
一人で林道ツーしても怖くない、優しさに溢れたオフロードバイクです。
約1年という短い間でしたが、気軽に色々なダートを楽しむことができました。
林道の紅葉はいいぞ。
倒木で足止めされたのも、良い思い出。
こんな場所は、軽いオフ車だけの楽しみ。
林道探検、楽しかったなあ。
猿ヶ島にも行きました。
広大で変化に富む河川敷。
ちょっとしたコースになってるところでの走行。
おっかなびっくりですが(笑)
本当に楽しかった。
MT-09TRACERでダート走行に目覚め、
WR250Rで林道にハマり、
SEROW250でちょいハード系にも挑戦。
そんなオフロードライフでした。
これでオフはいったんお休みします。
いつかまた、オフロードにカムバックする日は来るのかな?
その頃にはきっと、走れる林道はさらに減ってるんだろうな。
素敵なオフロード体験をさせてくれた、
セローに感謝!

















