北イタリアツーリング DAY3 | imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

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絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

北イタリアツーリング2日目。

 

ドロミティからボルミオまで走った2日目後編に続き、3日目です!


イタリア旅行・バイク編はこれが最終日。



朝、ボルミオのホテルからの風景。ここは温泉のある田舎町で良い雰囲気。




昨晩、期待していたステルヴィオ峠越えが完全に夜になってしまいほぼ何も見えなかったので…


早起きしてリベンジに向かいます(笑)




足早にボルミオを出て、30分少々で到着!


例によって峠にはお店やら何やら色々あったけど、早朝で誰もいないので通過。

峠を越えた少し先、東側の見晴らしが良い場所で景色を堪能することにしました。



そこは、ヘアピンの真ん中にあるちょっとしたスペース。



ここからの眺めは…それはもう絶景でした!



昨晩辛うじて見えた氷河もくっきり。



8月末の景色とは思えない…これが氷河というやつなんですね!



道路のほうを眺めてみると、こんな風景が広がります。



ここもドゥカティの赤が映える!



谷に沿うように、ヘアピンを重ねながら下っていく道路。これは圧巻です。



※地図で見るとこんな感じ。





風景を噛み締めながら、しばし夢中で撮影。


昨晩遅くに雨が降ったようで、その雲が残っていたのが少々残念ですが…これはこれでなんか重厚感があるかも。



アルプスの峠の代表格、ステルヴィオ峠に来ることができて大満足です。



そして、カッコ良すぎるムルティストラーダ。



人生初の氷河。



すごく急峻な山の上。

 



日本で見たことがない、谷に沿うように下っていくこの道。



こういう造りなのは、あまりに急すぎて真っ直ぐ上るのが難しいからなのかもしれませんね。

 

 




峠の東側を堪能したら、再びステルヴィオ峠を越えてボルミオ方面(峠の西側)へ戻ります。



こちら側はまさに絶景ツーリングロードだったので、ちょちょこ止まって楽しみながら。



ステルヴィオ育ちの牛さん。


 



ドーンと開けた山あい。



そこにムルティ。

 



険しい山。



ダイナミックな風景が素晴らしいです。



晴れ間が増えてきた。

 



いつまででも見ていられそう。



こちらのヘアピンもなかなか。



道を折り畳みすぎて、もはや美しささえ感じます(笑)

 

 

一ヶ所だけあった信号機。

 

 



ボルミオに帰ってきて、温泉へ。



BORMIO TERME



日本の温泉とは違い、水着着用で入る健康ランドといった感じ。



ただし…

ミストサウナでとんでもなく良い香りが漂ってたり、スパのなかにおいしい紅茶が置いてあったりととてもオシャレ!

(特にこの2つが素晴らしかったので、日本にもぜひこういうのができたら良いなと思います)



お値段は高めですが、楽しめました。





さて、ボルミオからミラノへと帰りますが…


その途中で、少しだけスイスに入国!

(イタリア・Tirano→スイス・Poschiavo)



実は今回はスイス国内もわりと長めに走るのが当初の計画だったんですが、

どうもスイス方面の天候が良くなさそうだったので出国の少し前に計画を見直し、ほとんどイタリアだけのルートになっています。



でもせっかくなので!ということで1時間にも満たない一瞬だけスイスに滞在することに(笑)



見に来たのは、ブルージオのループ橋



Bernina Express(ベルニーナ急行)を眺めることができます。



無計画で来たのに、ちょうど列車が来てラッキーでした!



真っ赤な列車がなかなか素敵。

 

 


ミラノでのバイク返却までもう少しだけ余裕があったので 、ループ橋の先にある湖を見に行ってみることにしました。



Lago di Poschiavo(ポスキアーヴォ湖)



湖畔はこんな感じ。落ち着いたリゾート地ですね。



湖越しに、ベルニーナ急行。




折り返して、イタリアへとんぼ返り。



ベルニーナ急行とすれ違いました。



これは、国境ゲート。さらばスイス!




ちなみに、越境の作法がわからずあまり減速せずにゲートへ入ってしまったら、国境警備員からめっちゃ怒られました(^_^;)

(英語を話してくれなかったので、何言ってるかはわからなかったけど)


充分に減速して、徐行でゲートに入らなけらばならないようです。






ここからは、ミラノへとひとっ走り!




夜間の峠越え等大変な目に遭ったりもしましたが、現実場馴れした貴重な体験ができた3日間でした!




ただ、アルプスのごく一部を走ったのみ。


もちろん、イタリア全体を見てもごくごく一部。


ヨーロッパ全土を見れば、もはや点のようなものです。



いつかはもっと、見たことのない国・地域を走り回ってみたい…
そんな夢を見てしまいます。


タンデム海外ツーリング、またやれる機会があるといいな。