
ツーリングにもいけないので、本を読もう。
珍夜特急第二段の7巻目

ノッチたちと別れ、ラルフと二人の旅路。
ペルーにある、「世界で最も高くて長い道」を目指す。
標高5000メートルの道。酸素が薄く、アクセルをいくら開けても上がらないタコメーター。スピードは80キロまでしか出なかったそう。ちなみにラルフのファラオは60キロ。欧州仕様と日本仕様でどうやらセッティング?が違うらしい。
ナスカの地上絵地帯を走る、パン・アメリカン・ハイウェイ。途中にある高さ12メートルの展望塔。わずかにしか見えず、セスナのツアーへ参加。地上絵は、せいぜい深さ20センチ、幅1メートルくらいの線で書かれているらしく、そのよくぞ何千年もの間残った線を間近に見られるのはこの道だけ。ちなみに地上絵の発見は1939年と意外にも最近。
クスコでのクリスマス。久しぶりの日本人との触れあい。ラルフの恋。ドイツ人にとって、日本らしい(?)気配りの利く女性の存在は、本当に衝撃的らしい。
クスコからオヤンタイタンボまでバイク、そこから列車でマチュピチュへ。
チチカカ湖沿いに走り、両国に跨がる町、デサグアデロからボリビア入国。両替商で偽札を掴まされたことに気づかず、首都ラパスを目指す。
標高3,600メートル、世界で一番高いところにある首都であるラパスで年越し。かなり控えめな打ち上げ花火とともに。
ウユニへの過酷なグラバル。雨季に入りつつあることもあり、何度か川越え。膝まで、そして腰まで浸かる川をどうにかして走り抜ける。
バイクで川のな中なんて走れるんですね

しかし、動かなくなったラルフのファラオ。この巻のラストは、1人ウユニの町へ助けを呼びにいくところで終了。食料なく、水もほとんど無いなかラルフは大丈夫なのだろうか?
バイク旅の話なんて読んでいたら、ますます走りにいきたくなってしまいました

珍夜特急 2nd season 7―ペルー・ボリビア―/クロサワ レタリング

¥300
Amazon.co.jp