おそらくあまり聞き覚えのある人は多くないかと思います。少なくとも自分は初めて聞きました。
何かというと、料理!

『クドリャフカの順番』という小説の中に出てきて、とても気になった一品

黒ごまを煎って良い香りが広がる~という描写になぜかとても惹き込まれ興味を持ちました。
どういう料理か…の前に、簡単に小説の内容をご紹介

『クドリャフカの順番』
『氷菓』という作品から始まるシリーズの3作品目です。
同タイトルで漫画化、アニメ化もしてるみたいでけっこう有名?
内容・・・
高校一年生四人が部員の小さな「古典部」(活動目的不明)が舞台。
・「やらなくてもよいことは、やらない」「やらなければならないことは、速やかに効率よく(だったかな?)」の「省エネ」がモットーの主人公、折木奉太郎。
・「わたし、気になります」が決め台詞?の天然お嬢様、千反田える。
など、個性的な名前とキャラクターの4人が、日常の中の謎解きをするのがストーリーの中心。
大きな事件が起こるわけではなく(少なくとも3作目までは)、あくまで日常の中のミステリ。
シリアスすぎないので気軽に読めて良いのと、キャラクターが立ってて面白いのが良いです

で、この3作目は高校の文化祭、通称「カンヤ祭」が舞台。
そのなかのワンシーン、「ワイルドファイア」なるグラウンドでのお料理対決で
千反田えるが見事な手際で作ったのが、「ぎせ焼き」でした

どんなものかと調べてみたら・・・どうやらこんな感じ。
・黒ゴマを煎る
・その上に、豆腐などを使ったタネ(※)を伸せて弱火でじっくり焼く
※・・・水気を絞った豆腐をすりつぶし、塩砂糖で味付け。炒めた野菜を混ぜる。
・火が通ったら、ひっくり返して盛り付ければ完成
(参考)http://nanapi.jp/43729/
なんだかやってできないことはなさそうな印象。
今度トライしてみるかなー

クドリャフカの順番 (角川文庫)/米澤 穂信

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