高齢化と乳がん診療 | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

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Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

日本は、高齢化が進んでいます。

下のグラフは、内閣府のホームページからお借りしました。

2012年で65歳以上の人口割合が24.1%です。

2025年には33.3%、2035年には34.3%になるだろうと予測されています。

10年後には、おおよそ10%の上昇が見込まれています

http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/gaiyou/s1_1.html

問題は、医療費です。

収入のある世代が減少して、医療費のかかる世代が増えることになります。

平成26年診療報酬改正があり、今年10月から大幅な改正があります。

乳がんの治療も変わると考えられます。

今までは、大きな病院で手術して、そのままホルモン療法などで通院することが普通でした。

今後は、大きな病院では新患の割合を増やして、手術後の通院は地元のクリニックで行うようになるでしょう。

『手術してくれた先生に診てほしい』

そのような希望は、医療費の見直しからできなくなるようです。

限りある財源を大切につかうために必要なことです。

大きな病院と地域の病院が連携して診療を行っていくことが、ますます求められています。