葉状腫瘍は、乳腺に発生する腫瘤(シュリュウ)です。
良性・悪性・境界病変の3タイプに分けられます。
小さいものは、線維腺腫(センイセンシュ)という良性腫瘍によく似ています。
線維腺腫より、やや高齢の方にみられ、大きくなる傾向がある病気です。
悪性の場合は、ときに乳房全体を占めるほどの大きさになります。
転移することもあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140326/09/imsyamatomam/e3/7d/j/t02200165_0320024012887379077.jpg?caw=800)
診断は、針生検・顕微鏡検査で行います。
針生検を行い顕微鏡で診断しても、線維腺腫と区別が難しい場合もあります。
線維腺腫と診断された腫瘤でも、経過中に大きくなり診断されることもあります。
増大傾向がある場合は、治療と診断のため、腫瘤を摘出します。