本日は、最近わたしが読んだ「4TEEN」という本の紹介をします音譜
著者:石田 衣良(いしだ いら)
出版:新潮文庫
著者は「池袋ウエストゲートパーク」を書いたことでも有名である。


4TEEN



~わたしがこの本を手にした理由~
本屋を歩いていると、「第129回直木賞受賞」というPOP書きが目に入った。
ただ単純に、有名な賞を取った作品であれば面白いのでは?と思ったのが本書を手にした理由だ。

本書の舞台は、東京湾に浮かぶ月島。
ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、それぞれにちがった悩みを抱える中学2年生。
個性ある同級生4人組が少しずつ大人に近づいていく物語である。

著者はなぜ、中学2年生という学年を選んだのだろうか?
著者はあとがきで自身の学生時代を振り返り「高校生は、本ばかり読んで暗かった。やはり、中学生がいいだろう。それも受験勉強が忙しい三年生でも、まだ中学に慣れていない一年生でもない。やはり、底抜けに楽しかったのは中学二年生のときだ。」と書いている。


中学2年生が主役の物語ではあるが「4TEEN」には、現代社会が抱える多くの問題が書かれている。


一番印象深かったのは「十四歳の情事」という章だ。
クラスの中でも一番成績がよく、母親達にも評判のよいジュンが主役の章である。
そんなジュンが、ある日不倫サイトで人妻である玲美と出会う。
玲美の悩みを聞いていくうちに、ジュンはこの人を守らなければという気持ちになっていった。
それは玲美が夫からドメスティックバイオレンスを受けていたからだ。
玲美を助けようと、4人の助けを借りて夫の元に抗議へ向かったジュン。

頭がよくいつも冷静な態度であるジュンに対し、4人の誰もがこの行動に驚いた。
結果、玲美はジュンの勇気ある行動から夫と離れることができた。
ジュンの人を思う気持ちの強さ、そして仲間からもらった勇気が冷静であったジュンの心を動かしたのではないかと思う。

わたしは、大学の講義でドメスティックバイオレンス(=DV)について学んだことがあった。
現代社会では、女性の3人に1人がDVの被害者だという。また夫によるDVを受けた女性の4割が周囲に相談できずにいるという現状がある。
こういった現状を知ると、とても他人事とは思えない。


ジュンが不倫サイトで出会った玲美も一流商社に勤める夫から日々暴力を受けていたが近くにいる人には助けを求められず、夫から離れられないでいた。
自分で行動しない限り誰かが手を差しのべなければ、その状況から抜けだすことは出来なかったはずだ。

DVは、行為が行われているその時が過ぎれば全て解決というほど単純なものではなく、場合によっては被害者の社会復帰が困難になったり、また異性への恐怖というトラウマを抱えた結果、精神精神的な病に陥ってしまうケースも多い。

ジュンがいなかったら、玲美はどうなっていたのだろうか。

ストレス社会とも言われる現代において、誰もが大なり小なりストレスを抱えながら生きている。

本書では、中学生らしい恋や友情などについてもつづられているが、一方で家庭内暴力・家出・DV・拒食症など・・現代社会のダークな問題も書かれている。

しかし、4人の誰もが自分の直面する問題に対してまっすぐ向き合い、助け合いながら乗り越えていく。

彼らの14歳なりにまっすぐ生きる姿に、すがすがしいさを感じた。


ペタしてね



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本日は、神奈川の穴場スポットを紹介したいと思います音譜

「あなたのウエアハウス」

先輩に「少し変わったアミューズメントパークがあるから。」と紹介されたのがきっかけで訪れてみましたアップ


外観は、もう何十年と建っているのではないかと思われる錆びた怪しい建物あせるショック!
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正直、初めて訪れる方は、誰もがここはゲームセンターなのかと疑問に思うでしょうガーン

重厚な自動ドアが開くといきなり仕掛けが待っていますDASH!

ここで「うあーー!」と思わず大きな声が出てしまいました叫び



恐る恐る中に入ると、なにやら中国語で会話が聞こえます耳



1階は中国のスラム街をイメージした造りになっていて、店内のいたるところに中国語で書かれたチラシが貼られていますひらめき電球

お化け屋敷とは、また異なる怖さに襲われますドクロ



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これは、スラム街の民家を再現してあって、洗濯物が干してあったり、家の中でテレビがついていたりとリアルすぎて異国に来たのではないかという錯覚に陥りました。

これは、駐車場に繋がる出口。

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蛍光に光っている部分には水が溜まっていて誤って落ちてしまいそう。




店内ではアミューズメント・カラオケ・ビリヤード・ダーツができて、1日中遊んでも飽きることがないのでは?[みんな:01]

とにかく内装が凝っていて、店内を見て回るだけでもとても満足できます![みんな:02]

是非行ってみてくださいね[みんな:03]

補足情報

あなたのウエアハウスは主に東京、千葉、埼玉で展開するアミューズメントパークで、神奈川には2005年12月にオープンした川崎店の1店舗のみです。

18歳未満は入場禁止。6名以上の入場も禁止されているので気をつけてくださいね。

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こんにちはラブラブ!



本日は、最近わたしが読んだノンフィクション小説「精神科ER~緊急救命室」という本の紹介です。


著者:備瀬 哲弘(びせ てつひろ)

出版:集英社文庫


新入社員ともよの日々.+:。(´ω`*)゚.+:。




本を読む習慣のない私だが、この本を手に取ったきっかけは、

裏表紙に書かれていた、「都知事の発案で急遽開設された「東京ER」では、日々、精神病を患った緊急性のある患者が運ばれてくる。」という一文が目に留まったからである。

私は過去に大学で福祉を専攻しており、実習で精神病を患った人達と関わることがあった。そこで、精神状態の安定していない人との関わり方の難しさに苦戦したことをいまでも覚えている。

この本を読むことで、当時わからなかったことに気づけるかもしれない。

そんな思いからこの本を手にしたのだ。


本書では、患者のケースごとに「ファイル1」から「ファイル18」まで分けられており、

個々のケースに注目しながら読み進めやすくなっている。


いきなり電車で高校生に傘を振り降ろす、エリート学生。

リストカットを繰り返し、ついにはナイフを首に突きつけた女性。

会社からの重圧に耐えられず、極度のうつ状態になってしまったサラリーマン。

「僕は精神病なんだよ。将来なんかないんだよ。」と言い、自殺を図った男性。


これらの緊急性のある患者に対し、どのような言葉掛けをして心を開かせるのか。

医師である著者の実体験をもとに、患者とのリアルな会話の様子が書かれている。


今まで知ることのできなかった精神科内部の凄まじい現状に衝撃を受けると同時に、彼らがなぜ精神病になるまでに至ってしまったのか知ることができた。現代社会はストレス社会ともいわれている。心の病に悩んでいる人が多い理由として管理社会、競争社会、多くの孤独を生みやすい高齢社会など多くが挙げられる。


患者は、さまざまなストレスの要因があり精神病に陥ってしまう。

そのために、医師が患者一人ひとりの人物像や症状を広く観察し、客観的な立場から、患者本人に快方へ向かう意識を持たせることが重要なのだ。



また、精神病は早期発見・早期治療が大切である。誰もが心の健康に気を配り、重症化する前に適切な治療を行うことで、事態の深刻化を未然に防ぐことが出来るのだ。

自分の家族・知人・友人、そして自分自身がいつ精神病になるかわからない時代である。

精神病に対する知識を持ち、理解することが必要になってくるのではないかと思う。