ローカルのニュースは大雪ばかりだが、都心は寒さもほどほどに快晴が続く。ベランダにはメジロも頻繁に飛んできて、さながら春を目の前にしているようで、雪国の人には申し訳が立たない気になってくる。
そんな日曜日、30年来の友人が突然風の如くやってきた。都内には住んでいるのだが、会わないとなると何年も合わなくなるのが常である。青森県出身の友人は、毎年わざわざリンゴを送ってくれて、礼の電話を入れても迷惑そう。そこがいいのである。そして、せっかく来宅しても、話もそこそこに競馬中継に夢中になる。昔となんら変わりがない。
そんな彼も60代も半ば。やはり御多分に洩れず病気の話にもなる。やはり糖尿と高血圧と白内障が気になっているという。糖尿と高血圧は薬を服用したこともあるという。その時は一生飲むんだろうと思ったらしいが、医者の言う通り、毎朝欠かさず散歩を20分だかしたら、あれよあれよのうちに回復。完治したかどうかはともかく、今は薬いらずで、昼間から酒を飲んで帰った。
こちらはタジタジである。全く病気を意に返さない様子で、その実、病気と対峙していたのだ。自分の約一年間は何だったのだろうか。まさにグジグジの歳月だった。血糖値を測ってはため息をついて、挙げ句の果てに甲状腺までおかしくなって、こうした事象はやはり精神面からの影響も大きいような気がしてきた。
友人の持ってきたビールには対抗できなかったけれど、自前で用意した発泡酒を飲んでみたが、心臓の動悸もそうはしなかったことに満足。
友人は食が細く、170センチほどの身長で体重が52キロほど。痩せすぎといえば痩せてはいるが、これも糖尿には功を奏しているのではないか。ビール1リットルに刺身を3切れ、せんべいを半分のアテで済ましてしまった。これもコツなんだろうなあ。こちらはポテチまでつまんでしまったが、反省などするものか。ちょっと強気の年初めであった。