9.04c | スロット・スタンス

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へっぽこ審判の学童野球日記 (特に女子野球応援してます!)

こんな事を経験しました。
球審と塁審の裁定に食い違いが発生してしまったのです。
「カッキーンと右打者が引っ張って三塁線をバウンドして抜けるあたりでした。同時に、球審はラインを跨いでフェア。三塁審は両手を上げてファール。

バッターランナーは一塁上で止まっちゃうし、レフトはボールを追いに行かない。両軍ベンチでは、フェアだファールだと大騒ぎしている!?
プレイは完全に停止状態…

球審は「タイム」を宣告。塁審二名と予備審判を集めて協議。
球審の判断(※当連盟のルールに従う)、安打を採用して一塁を与えました。

公認野球規則には、こうあります。
(9.04c)一つのプレイに対して、二人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督・プレヤーを交えず、審判員だけで)、その結果、通常球審が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
このようにして、決定された裁定は最終のものであり、初めから一つの裁定が下された場合と同様に、試合は続行されなければならない。

我々の連盟では、各審判の責任範囲を定めています。イメージ 1
今回のような場合の混乱を避けてフェア、ファールやフライアウトのキャッチを赤部分は球審、緑部分が塁審が裁定します。
内野ゴロ等、累上へ送球が転送される場合は塁審が裁定します。
ランダウンプレイのタッグ裁定は担当塁審が最適位置に近寄り裁定します。

試合終了後、関係した審判達と「反省と対策」責任範囲確認をしました。

大きな大会などでは、いろいろな審判がいて練度もさまざまです。
以前も、球審がアウトの裁定をくだしたのに、一塁審が近寄ってきて「今のはセーフだ」なんて言い出す無茶苦茶なケースもありましたし…(汗)

真剣な選手達同様、審判も真剣に取り組んでいるが故に起きてしまうこと。いろいろなことを想定しながら裁定には躊躇はダメ。驚いても、狼狽えてもいけない。




ですがその日は精神的にやられてしまい、後にボークがあったことすら気が付きませんでした。