走者アウト7.08 | スロット・スタンス

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へっぽこ審判の学童野球日記 (特に女子野球応援してます!)

メッツC vs 中央フェニックスC(練習試合)~長文~
今回は東雲小学校校庭に中央フェニックスさんを招いて練習試合。
この夏Aチーム同士の練習試合ではメッツが勝利し、私が「熱中症」になった記憶が甦ります。
早速ですが、結果は好投手二枚を並べたフェニックスさんが勝利し、A戦の溜飲を下げる形になりました。
 
 油断のならないCチームの試合、チーフを務めさせていただいたのですが…
「よしっ!今日も一丁やってみるか~!」
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「C戦で、こんなことがあったんですよ~」
 
まず、ワンアウト満塁の設定。サインはスクイズ。三塁ランナー突入。当該バッターは、
一塁方向に上手く転がす。あっ。打球を蹴っちゃった。
「うむむ…やっちまったな~」
http://blogs.yahoo.co.jp/umpire313/38807097.html
以前にも、こんなことが有りました。
今回は、バッタースボックスから1m以上出てから、スリーフットレーン手前インフィールドで発生。当該打者をアウトとし、ランナーを元の位置に戻しました。

※なんと、この選手。同じことを一試合でもう一回やったのです。(驚)
失敗した~。ちゃんと教えてあげればよかった。
「つぎっ!」
 
「実は、こんなこともあったんですよ~」
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ノーアウト二塁、当該打者はセカンド後方にポテンヒット。二塁ランナー動けず。
打者は一塁を駆け抜けてから、インフィールド内を打球から目線を切ってゆっくり歩いている。
捕球したセンターは、二塁ではなく何故か一直線に一塁へ転送。
一塁手捕球して帰塁する前の打者走者にタッチ。アピール。
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「なぁにぃ…? やっちまったな~」

私、この打者をアウトと判定しました。
しかし何処かでスッキリせず…違和感。家に帰ってからルールブックを調べていたところ、このプレイと判定を観戦していたハギ○ラコーチから次の内容のアドバイスが着信、熟読(汗)
 
公認野球規則 走者アウト7・08(j)
【一塁をオーバーラン、オーバースライドした走者が二塁へ進もうとする行為を示せば、触球されればアウトとなる】
このように規則にはフェアゾーン、ファウルゾーンを区別する文言はひとつもありません。
よく、駆け抜けはフェアゾーンかファウルゾーンか、という風に言われますがそれはルール上、全く関係が無い事になります。
ただし
公認野球規則定義二・五七には【本塁から一塁に進む場合には、ただちに帰る事を条件として滑り込みの余勢のために塁を離れることは許されている】 とあります。つまりセーフ判定となった打者走者はオーバーラン後、速やかに塁に戻る義務がありますので、その行為を果たそうとしない走者の場合は、触球されればアウトになる事もありえます(たとえばオーバーラン後、走者が一塁コーチャーと会話をするなどで、速やかに一塁に戻る意思が無い場合)重ねて言いますが、走者のオーバーラン後の侵入位置でファウルラインを境に判定(セーフorアウト)をすることはルール上、ありません。
更に、ヤフーの知恵袋では「フェアゾーン入っていたらアウト」なんて回答がまことしやかにベストアンサーになっていたりするようです。つまり、日本中の指導者・審判たちは誤解している人は多いということになりますね。
 
要約すると、一塁駆け抜け後、二塁に行く意思行為が有ったか否かがポイントなのです。
 
選手たちには「まぎらわしい走塁はしないように。ハーフウェイまで行く必要が無いのであれば、なるべくスリーフットレーン延長ファールゾーンを駆け抜ける。」ことを指導すべきです。
また、同様の事案に遭遇した時、「フェアゾーン内にいて、それが二塁に行く行為と、球審が認めたのであれば」堂々とアウトを宣告すれば良いでしょう。
 
経験値上がりました。
「押忍」