爬虫類と両生類の声が聞こえる少女が、怪我をしたアオダイショウを助けたことを切っ掛けに会話できるようになる。
蛇が元気になって自然に帰って行った後、イグアナを飼うことになった少女とイグアナの友情物語。
小学生時代のクラスメイト達に意地悪されたりして上手く人づきあいができなかった少女が成長していく物語でもある。
色々有ったけれど、最後はイグアナのソノや周りの人に助けられて、なんとか上手く行きそうで何より。
2024.9.10
集英社
爬虫類と両生類の声が聞こえる少女が、怪我をしたアオダイショウを助けたことを切っ掛けに会話できるようになる。
蛇が元気になって自然に帰って行った後、イグアナを飼うことになった少女とイグアナの友情物語。
小学生時代のクラスメイト達に意地悪されたりして上手く人づきあいができなかった少女が成長していく物語でもある。
色々有ったけれど、最後はイグアナのソノや周りの人に助けられて、なんとか上手く行きそうで何より。
2024.9.10
集英社
真実を求め続ける三田紗矢子の物語。
話の流れは面白いけれど、三田が軽率過ぎてちょっと不自然。
「なんでなんでのさっちゃん」と言う布石は打って有るけれど、もう少し違和感が無いようにしてもらえたらもっと夢中になれた。
ラストも納得できない。
2026.7.10
集英社
短編集。
冒頭の「夢化けの島」は先日読んだ遠田潤子の「天上の火焔」と同じく全く興味のない陶芸がテーマでちょっと不安だったけれど、こっちは大丈夫だった。
この作品を含めて、どの作品もテーマもしくは裏テーマが地学か生物学の自然科学になっているところが伊与原新らしい。
自然科学好きには2度おいしい。
2024.9.25
新潮社
自分が愛した人や物がみんな死んだり消滅したりしてしまうというファンタジックな設定の男の物語。
生まれて半年後に母を亡くして以来、父方の祖父母、母方の祖父母、父親をたてつづけに喪い施設で育った宙希。
施設でも初恋の遥や慕っていた職員達、社会に出てからも次々と大事な人や物を喪っていく。
その後を楽しみに思っていると施設の時の友人の清山が現れてから物語の方向が変化していく。
そこからの展開を期待していたんだけど、思ったより尻すぼみで、最後は良く分からないで終わってしまった。
清山も謎の ままだし、置いてかれた感じ。
2026.7.20
祥伝社
「ちぎれた鎖と光の切れ端」以来荒木あかね2作目。
最後の表題作を除いて、何となく苦手だと思っていた人が意外と良い人だったみたいな短編集。
最初の3作は良い感じの話だけど、4作目の「答え合わせ」は言葉遊びとシミュレーションゲームみたいな話ばかりで無い方が良かった。
表題作はちょっと傾向の違う話で、ご都合主義の部分も有るものの意表を突く展開で一番面白かった。
2026.7.10
文藝春秋
はじめて読む伊与原新の短編集。
それぞれ物語も面白いけれど、どれも自然科学の雑学が出てくる。
第一話の表題作と最後の「十万年の西風」は地学(地球物理学と気象学)、その他は生物学で、「海へ還る日」は鯨「アルノーと檸檬」は鳥、「玻璃を拾う」は珪藻がテーマ。
自然科学が好きな私にはたまらない。。
2020.10.15
新潮社
食べ物に関する(関係ない話も有るけど・・)エッセイ集。
置いてけぼりになったり理解できなかったり、ただ「ふ~ん」と思ったりするものも有るし、面白いものやなるほどというものの有って玉石混交。
2026.6.29
KADOKAWA
私設の天文台を作りたいという夢を実現するため、高校の同級生が集まる物語。
プロジェクト物+友情物と言った内容。
中学時代天文部で夏休みに校庭でペルセウス座流星群の観測したことを思い出した。
ちなみにその時はFMラジオで電波観測も したけれど、肉眼でも電波でも一つも観測できなかった。。
ところで恵介はもともと理系のクラスにいたんだから素直に工学部にすれば受かったかもしれないのに、就職に有利ということで法学部とか経済学部を受けたのは不自然。
確かにエンジニアの給料は安いけど・・・。
2022.2.18
KADOKAWA
岩井三四二にしては面白い方だった。
前半は英俊が医者として成長していく物語。
その後は勢力争いに巻き込まれての波乱万丈な人生をおくることになるけれど、最後はちょっと安っぽい終わり方。
父親が襲われた理由が最後に明かされるけれど、最初からミエミエで何で英俊が気づかなかったのか不思議。
2016.2.20
文藝春秋
佐倉ハツの一代記かと思って読んでいたけど、彼女を通して戦前から戦争を乗り越えて発行され続けた少女雑誌「乙女の友」の物語だった。
大した実績も学歴も無い若い女性が雑誌の主筆に抜擢され、苦労して自身も雑誌も成長していく話かと思っていたらそんな単純な物語ではなかった。
終戦までの話が割とダラダラ続いていたのに、それからの話はあっさりし過ぎ。
逆の構成にしてもらった方が良かったように思う。
佐倉ハツや乙女の友のモデルは有ったんだろうか?
2017.11.25
実業之日本社