本格的に寒さが増してきていますね〜。
暖房が欲しくなる時期ですが、電気代や燃料代って1シーズン通して考えると馬鹿にならないんです。
自分の身体を動かして暖をとるのが身体にもお財布にも優しいと考えるのが、トレーナーでしょう!!
過去2回にわたりお伝えしてきた、
「股関節の重要性」
の第3弾です。
今回は、実際のエクササイズのご紹介をさせていただきます。
《目的》
・股関節の可動性と安定性を獲得すること
・股関節周囲筋である
「大臀筋」
「大腿四頭筋」
「内転筋群」
「腸腰筋」 など
をしっかり使いこなすこと
・全身の動きを正常にし、効率的に動ける身体にすること
→(腰痛や膝痛の予防改善、スポーツパフォーマンスの向上)
①ボディチェック
先ず、エクササイズをする前に大切なことは、
”身体に痛み”
がないこと。
これは運動前も運動中であっても同様です。
痛みがある場合はすぐに病院へ行き、診察を受けドクターのOKがある上でエクササイズしましょう!!
②モビリティ(可動性)の獲得
エクササイズで優先すべきなのは先ずモビリティ(可動性)の獲得です。
今日は、マルチな動的なストレッチを1つご紹介させていただきます。
名)ワールドグレイテストストレッチ
(訳・世界で最も優れたストレッチ)
【回数、セット数など】
⒈それぞれのポジションで大きく息を吐きます。5秒くらいキープを5〜10回。
⒉左右入れ替えて同じことを繰り返し実施します。
⒊身体の硬い方は無理せず気持ちよく伸ばせる範囲内で。
⑴エルボートゥインステップ
左の臀部(お尻)と右股関節前面のストレッチ
背中をしっかり伸ばす。
⑵ソラシックローテーション
ソラシック(胸椎)をしっかり回旋(捻る)するストレッチ
左右の手が地面に対して垂直になるよう近づける。
⑶ハムストリングスストレッチ
ハムストリングス(腿裏)のストレッチ
両膝を可能な限り伸ばす。
(!!注意!! 身体の堅い方は無理せずに!!)
⑷ヒップフレクサー・ストレッチ
腸腰筋のストレッチ
床についている膝でしっかり身体を支える。
(反対足を前にして同様に逆も行う)
まとめ
今日は1つのストレッチで股関節の周囲をしっかり伸ばすことができます。
1日に5分もあればできるものですね。
ただ、ストレッチと言えどかなり動きますので、終わった頃には体もポカポカ暖かくなっているはずです!!
可動性を上げるだけでも身体が動かしやすくなるなどの効果が得られますので、是非実践してみてください!!
次回は、
スタビリティ(安定性)の獲得
の為のエクササイズをご紹介いたします!!