私(さよ)が仲野雄一という人と知り合ったのは、12年前の夏の終わりだ。


















































当時私は、大切なものを自分のせいで失い、生活が一変したころだった。
何か新しいことを始めたいと思い、ネットを検索。すると「愛知演劇コミュニティー」というサイトに目がいった。
後々このサイトの運営者が仲野雄一だとわかるのですが、このときは「他劇団に体験しに行ってレポートを書く」という項目に興味があり、応募したのだ。
初めはフリーメールで偽名でやり取りをしていた私。
体験レポートをすることになり連絡をとっていた中、「まねきねこ」という団体が、無料の体験ワークをやるので来ませんか?という誘いが来た。
その場に行って初めて、このまねきねこという団体が仲野雄一の劇団であると知ったのだ。
仲野雄一が、東京から愛知に来てすぐのことである。
















仲野雄一は、今とは全く異なる印象の人だった。
髪は真っ黒、少し長めの直毛。
肌は真っ白。少し青みがかっていた。
目付きは鋭く、
骨と筋肉と皮だけでできていた。
顔と同じ太さの折れなさそうな首、
尋常じゃない肩幅、
筋肉の筋が見えてるみたいな腕、
バキバキに割れた細いウェスト、
ガンダムみたいな逞しい足。
いやー、ビビったよ。
何か恐かったというか、
なに考えてるかわからなくて気味悪かったもん。
今の面白くて、こどもっぽくて、いたずらばっかりしてて、ふざけたりしてるゆういちさんしか知らない人は、同じ人だと認識できないかもな。
あの頃の仲野雄一は、人を信じてなくて、人を寄せ付けなくて、攻撃的で、周りは全て敵で、すぐに壊れそうな人でした。
今のゆういちさんは、すぐ人を信じて、痛い目に遭って、疑おうと努力するけどやっぱり信じてやらかして。
あの頃よりも、ずっと柔軟で強くなって、周りの人に好かれたり味方になってもらえる人になった、と私は思う。

















実は…、私は普段仲野雄一のことを、
「仲野さん」
と呼んでいる。
知り合ったときからそう呼んでいたので、なかなか変えられない。
まねきねこ的に、ビジネス的に、運営的に、
「ゆういちさん」
というのが望ましい名前なので、
公演やワークや稽古、ブログなどでは、がんばって「ゆういちさん」と呼ぶようにしている。
私が「仲野さん」と呼んでいると、他の人もそう呼ぶようになって、ゆういちさんはやりにくいらしい。
とりとめもなく、
朝の移動時間に書き留めてみた。
かなり主観的な記事です。
お楽しみいただけたら幸いです。















月イチ即興公演
10月から本格再始動
9月はプレ公演
なんとチケット代は半額の1,000円
次回は9月8日(日)13:30~
まねきねこのハロウィンパーティー
「Trick or TILT!」
ドレスコードは「ハロウィン」
詳しい内容はコチラ!
メンバー募集
さあ、インプロをやってみよう
年齢や目的別に3つの扉が待ってます
詳しい内容はコチラ!