こんにちは。
ゆういちです。
昨日は研修生こういちのレッスンでした。
その様子をお伝えしますね。
「ワンワード」
2人一組になって、文節を交互に言っていき
繋げていくことでストーリーを作っていくエクササイズです。
ストーリーが進んでいくと、キャラクターが増えていきますが、
その際にキャラクターの切り替えができていない。
言葉の意味での説明に留まらず、
声、表情、身体でキャラクターを切り替えていくレッスンをしました。
青い文字はこういちの感想です。
ここはドタバタ劇になっても
面白いのですが
前にゆういちさんが
言われたように丁寧な場面が
あってのドタバタ劇が
生きるわけで(・_・;
ここは全身を使って
あらゆる身体能力を生かして
子供でもわかるような
芝居をしたいと思います。
ワンワードは相手と意識を合わせていくことで上手くいくのですが、
相手と「気」を合わせることができず
バラバラになっていました。
そこで、意識を合わせるため「ワンボイス」をしました。
「ワンボイス」とは複数のプレイヤーで一人の人間を演じるエクササイズです。
声や表情、動きを合わせていきます。
しかし、相手に合わせよう合わせようとして、譲り合いが起こります。
そこで「合わなくていいし、ストーリーが上手くできなくていいので、
思ったことをその瞬間に出して!」と指導していきます。
最初はお互いに遠慮して
これでは面白くない。
次は好きな風に
ここはもう少し相手に
乗っかって行きたい
自分自身の傾向として
物事に不安定な要素があるときに
どうしても物事の進め方が
乱暴になる。
最初のシェアとも関係しているのですが
私は本当に自分が言いたいことを
言おうとするとき
そこには言葉の乱暴さが伴う。
つまりこれをまとめて言うと
自分のやりたいことをやる時
本当に望むことがあるとき
自分は不安定な状態なのか?
ちょっと演劇の感想と
してはごちゃごちゃ
してきましたが
「その不安定さ」
をもっと楽しめるようになりたい。
乱暴さは怒りを
表現するものであり
それは不安を消す効果もあるけど
そこに持ち堪えられる
「自分を信じて」
もう少し不安定なときの
対処の仕方を丁寧に
してみようと思います。
キャラクターの切り替えで、声の表現が上手くできていないため、
「ラジオドラマ」をやりました。
ラジオドラマとはその名の通り、ラジオドラマのように声だけでストーリーを作っていくエクササイズです。
キャラクターだけでなく、ナレーションをしたり、
効果音を入れることもできます。
今回は声のみに集中するために、部屋の電気を消して真っ暗な状態で行ないました。
暗がりでシーンを作ると
言うのはとても刺激的です。
とても自分が自由に
なれる気がする。
私はとても見られている
と言うところに過剰な意識が
働いているのだと思います。
目の前の人の表情読んでしまい
それによって
自分の勢いが変わってくる。
相手の表情が笑顔でも
曇っていても
それは確かに相手のエネルギー。
それをどんな形ででも
上手に自分で受け取って
「楽しさ」に変換できるようになりたい。
現在のこういちの課題としては「言葉の意味だけで伝えようとしてしまう。」
日常生活では言葉だけでのやり取りだけで成り立つ場面も多いように思われます。
その時「声、表情、身体」の表現はお休みしているわけです。
しかし、舞台での表現は「言葉の意味」以上に「声、表情、身体」を使って
豊かな表現をしていく必要があります。
さよさんと帰りに話していて
私は演技時にイメージを
していない。
感覚だけでやっている
のだと気づきました。
だからいろんなところに
矛盾が続き次々に出てくる(・_・;
これからはイメージに
もう少し力を使おうと思いました。
今回のレッスンは「声の表現」にフォーカスを当てていきました。
このように、各自の持つ課題をレッスンごとに深めていきます。