中和沙世子です。

今年度も
「子どもと接する方のためのカウンセリング心理学」
の連続講座を開催することができました。
ありがとうございます。


私が講師を始めたころ
「講師らしい講師として振る舞わなければ」
と頑張っていました。

しかしそれは間違いでした。

今は
「私らしい講師であり続けたい」
と思っています。



この講座では、子どもと接するための技術を最小限しかお伝えしていません。


「生まれてからこれまでの自分としっかり向き合えなければ、他者とは向き合えない」

「自分の気持ちをしっかり感じ、その気持ちを自分で世話することができなければ、
他者の気持ちを汲むことはできない」



嬉しいことに、この私の言葉にご賛同いただいた方々が、現在受講してくださっています。

私は講座も公演と同じように、毎回ドキドキしています。

試されていると感じています。

私が自己一致せず「良さそうに見える、講師らしい講師」を演じてしまったら、
私の言葉は誰にも届かなくなると思うからです。



自分の得意なことも苦手なことも、
素直な感情も、
ありのままに体現していきたいとチャレンジの毎日です。


上手くいかないことも多いですが、
へこたれずに再挑戦しています。

今までの自分を否定するのではなく、
今の自分を作ってくれた
『とても頑張っていた子供時代の私』
を愛して欲しい。


そして

『今の自分が信じている間違った思い込みをこの先も持ち続けて生きるのか』

それとも

『今ここで手放すのか』

を自分自身で選択してほしい。


私はこの言葉をこれからも伝えていきたいと思います。