こんにちは。
ゆういちです。




作品というものは、ある決まった形だけではないのだと、
最近思います。


昨年の秋にゲーム会を開催しました。
「人間のクズゲーム」という、
秋元康さんが25年前にプロデュースしたカードゲームです。



僕の部屋の押し入れの中に長年眠っていたものが、
ゲーム会という形で生き返り、
皆さんに楽しんでいただくことができました。


部屋を片付けていると、僕が20代の頃、営業の仕事をしていて悩んだ時に
営業で使っている契約書の裏になぐり描いた落書きが出てきました。



これも人に見せたら気に入ってもらえたので、
ポストカードにて渡しました。
ただの落書きも人に見せたことで、
ただのゴミから作品に生まれ変わったのです。


子どもインプロで僕がホワイトボードに描く絵は、
子どもたちに人気です。





BAQETというパンが美味しいお店でご飯を食べる時は、
必ずテーブルにひいてあるパンの説明の紙に落書きをします。




例えば、よもぎロールは・・・


よもぎパンマンになります。



ホールホイートロールというパンは・・・


ホールホイートロールというバンドのギタリストになります。


これもブログに載せるとみなさんに喜んでもらえました。


インプロTVのフリートークでは、
僕の小学生の時の特技の一つのルービックスネークを披露してみたり、
僕が小学生の時のいろんなエピソードを話したりしました。



小さい頃にコンセントに車のカギを差し込んで感電した話や、
小学生の頃に僕の家族が夜逃げをした話など。
どの話も楽しんでもらえたようです。


2016年最初のまねきねこのレッスンで
「まねきねこ☆クエスト」というワークショップをしました。
これはまねきねこでの時間をロールプレイングゲームのように捉えることで、
目標を明確にしていくというものです。

僕はこのレッスンを通じて、あることに気づきました。
まねきねこ☆は2001年10月に結成したけど、
その準備っていつからしていたのだろう?

インプロを習い始めた1999年?
演技を習い始めた1990年?
でも絵や粘土で作品を作っていたのは3歳くらい?
・・・と考えていくと、
まねきねこの準備は、
1972年からスタートしていることが分かりました。
つまり、僕が生まれた日ですね。
「まねきねこ」は、僕が人生を通して作っている作品ということになります。

このように、生きてきたすべてが作品なのだと、
最近僕は思います。
そして、その作品は今の、この瞬間も作られている。
そして、それは僕だけではなく、
すべての人々が自分の人生という作品を創り出しているアーティストであるのだと思うのです。